第68回オレンジカフェ『青春』が開催されました。
投稿日:2023年9月27日
暑かった夏もようやく収まりかけた9月25日(月)の午前10時から、富山公民館で、第68回オレンジカフェ『青春』が開催されました。
福森和子会長の開会の挨拶に続き、恒例の池田俊夫副会長のハーモニカ伴奏で、「青い山脈」を参加者37名全員で合唱しました。
なお、今回は瀬戸内市の地域包括支援センターのお二人が見学に来られました。
第1部は「心身ともに元気な生活を送るために整理しよう!」
と題して、整理収納アドヴァイザーの資格を持つ岡村のぶこさんの講演がありました。心身の健康にとって身の回りの整理収納がいかに重要かというお話で、まず、整理は周囲のものが自分にとって必要か不要か見極めることが大事ということから始まりました。一番身近なもののひとつとして財布を取り上げ、財布の中の当面使うことのないカード類等を除くことに成功すれば幸先良いスタートですとのこと。
続いて衣食住の「衣」においては下着、靴下が一番整理しやすく、すっきり感を得やすい。また、防虫剤の設置場所は一番上が望ましいとのことでした。
「食」では、冷蔵庫の整理では、消費期限と賞味期限の違いは、前者がその日までに食べれば味が損なわれないのに対し、後者は期限を2,3日過ぎても美味しいという耳寄りな情報もいただきました。
「住」では、突っ張り棒は最初長めに調整してから設置に当たって家具に合わせて調節すること、また、コップの並べ方は同じものを横にではなく、前面から奥に並べるのが良いなど、クイズを交えながらたいへん興味深いお話を伺いました。さらに、物の置き場所についての情報は、家族と話し合って共有することが大事、和服の処分においては、買い取り業者に来てもらう場合は、第三者の立ち合いが必要などといった、実際に役に立つ情報も交えながら、肝心なことは自分の整理収納がうまくゆけば心にもよい影響を与えるだけでなく、周囲の人たちも整理に関心を持つようになるというお話でした。単にモノを捨てさえすればよいと考えていた整理収納の奥深さを知ることのできたありがたい講演でした。
・・・短い休憩につづいて
第2部は、J・Jカルテットによる演奏会です。
岡山市に本拠のある男声合唱団コール・ロチェアーノのメンバーの中の気の合った4人がカルテットを組んだのが昨年の1月のこと。以後活動を重ねて、1年前の富山公民館でコンサートに続き2度目の登場です。第1テノールの吉田守さん、第2テノールの杉藤洋徹さん、バリトンの田中貞夫さんとバスの谷垣直さん、それにコール・ロチェアーノの指揮者でこのカルテットの指導もしておられる谷順子さんの総勢5人の皆さんの演奏です。曲は「青い山脈」から「夜明けのうた」まで9曲、それにアンコールの「小さい秋見つけた」までの全10曲。うち8曲は電子楽器の伴奏つき、中にア・カペラ2曲を谷さんの指揮で、また、吉田さんと谷さんのデュエット1曲を交えながらという変化に富んだプログラムで、すべてえり抜きの昭和の歌ばかり。
実は、J・Jとは「じいじ」の意味だそうで、4人の方は77歳から83歳までのお年と伺い、その美声に驚かされましたが、時代を超えた名曲が心にしみる感動の1時間で、涙を流す参加者もおられた演奏会でした。
次回第69回は、
10月23日(月)10:00~12:00富山公民館
第1・2講座室で開催されます。
(文・写真:矢尾)