みんなですすめよう鳥獣害(イノシシ)対策
投稿日:2023年1月24日
近年、学区内でイノシシなどの目撃情報や農作物の被害が多発しています。
特にイノシシと遭遇すれば危害を加えられる恐れがあり対策が求められています。
富山学区では岡山市中区農林水産振興課や地元猟友会の方々と協力して、地域の安全を図っていますが、学区民の皆様のご協力も必要です。
イノシシの習性などを纏めましたので参考にして頂ければと思います。
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イノシシの習性
元来、イノシシは昼行性の動物ですが憶病でもあり、人里近くのイノシシは人間が活動しない夜間に行動するようです。人の気配を嫌いますが、不意に遭遇した場合などは興奮して襲ってくることがあります。万一遭遇しても、大声を出したり、走って逃げたりせず、背中を見せずに静かに後退りしてその場を離れてください。
山などを散策する場合などは、おしゃべりをしながら歩くか、鈴などの音をさせながら歩くなどが有効です。
また山中にぬた場(湿地)があれば、イノシシは身体に付いたダニなどを取るために身体中に泥を付けます。そして近くの木の幹に身体を擦りつけ、地面から3~50cmの辺りに泥の跡が残ります。そのような跡があれば近くにイノシシがいる恐れがあるので要注意です。
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操山系のイノシシ
令和4年には操山山系で計60頭が捕獲されましたが、生息数はまだ100頭以上と推定されています。年1~2回、4~5頭/回の子を産みます。操山山系はイノシシにとってエサが豊富で隠れ場所が多く生育環境が良いので、多くが住み着いていると考えられます。隠れ場所となるヤブや雑草の繁茂地の解消、エサとなるような野菜くずや未収穫野菜の放置には注意が必要です。
イノシシにとって住み難い環境を作ることが被害を少なくする方法です。
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最近は操山山系の北面(沢田・兼基・今谷地区)で捕獲頭数が増え、イノシシにとって住み難い地域になったので、南面(富山学区)への出没が増えているようです。
(文責:横地)