倉安川の生きもの調査

投稿日:2024年7月29日

 猛暑となった7月28日(日)午前9時30分から恒例の「倉安川の生きもの調査」がおこなわれました。

 この催しは「富山の自然を楽しむ会」(實村貢代表)と富山公民館の共催で、会場は富山公民館と周辺の倉安川です。

實村代表
講師の田中道明さん
生きものの隠れ場所の説明

 講師は岡山淡水魚研究会田中道明さんで、参加者は中学生16名、親子で参加の小学生3組、岡山市環境保全課から小野さん・山根さん、岡山市環境学習センターめだかの学校(北区建部町)の元藤井校長も参加され総勢30名で行われました。

 初めに實村代表から「梅雨期で雨量が多かったため倉安川の流量も普段より多いので、川に入るときは充分注意するように」などの注意があり、講師の田中さんからは生きものが隠れている場所や、捕獲の仕方などを教わりました。

 そして、全員ライフジャケットを着用し、捕獲網とバケツを持って倉安川に入っていきました。

川で生きもの採取1
川で生きもの採取2

 約30分の採取のあと公民館に戻り、講師の田中さんから採取した生きものの名前と説明がありました。メダカに似た「カダヤシ」特定外来種で移動は法律で禁止されており倉安川に戻すこと、及びアメリカザリガニなどの特定外来種は他の水域への放流はしないで、家で飼うことは大丈夫と学びました。

採取した生きものの名前調べ
ヌマエビを説明する講師

 今回採取した「倉安川の生きもの」(カダヤシ以外)は富山中学校正面玄関内の水槽にて展示飼育するそうです。富中ギャラリーにお越しの節はご覧くださいとのことでした。

 採取又は目視確認した生きものは下記のとおりです。

・魚 類=メダカ、カネヒラ、コイ、タイリクバラタナゴ、カダヤシ、カワムツ類、

・貝 類=ヒメタニシ、カワニナ

・甲殻類=ミナミヌマエビ、スジエビ、アメリカザリガニ

・水生昆虫=アメンボ、ヤマトンボのヤゴ、イトトンボのヤゴ

・爬虫類=カメ、スッポン

・水草類=セキショウモ、コカナダモ  など

(文・写真:横地)

カテゴリー:ニューストピックス 地域団体活動

SNS
検索
ページトップ