ど~すりゃ~ええ?プラスチック資源回収

投稿日:2024年3月19日

 3月18日午前富山公民館にて、「ど~すりゃ~ええ?プラスチック資源回収」が富山学区安全・安心ネットワーク協議会の主催、富山学区環境衛生協議会・富山公民館の共催にて開催されました。司会は公民館主任・花房聡子さん。主催者・小橋一郎会長あいさつの後本題に入りました。

 岡山市は今年3月から、今まで可燃ごみとして出していたプラスチックを「プラスチック資源」として回収する事業をスタートしています。なぜプラスチックを資源として回収するのか、どのように分別すればよいのか、岡山市環境局環境事業課資源循環推進室長・吉田章裕さんの話に46人の参加者はメモを取りながら聴いていました。

吉田章裕さん

實村 貢さん
花房聡子さん

 資源回収の理由は主に次のとおり。

  • 今まで可燃ごみとして焼却していたものを資源としてリサイクルする。
  • 焼却による二酸化炭素の排出を抑える。(焼却に生ごみの約3倍時間がかかる)

 開始以来出されたプラスチック資源の量は1週当たり約100トンに達したとのことです。プラスチック資源の出し方、出せるもの、出せないものなど例を挙げてわかりやすい説明があり、質問コーナーでは、汚れをどの程度取って出せばいいのか、ラップは出せるのかなど、多くの具体的な質問がありました。

プラスチック資源回収として出せないものの例

 続いて、富山の自然を楽しむ会代表・實村 貢さんより、海のプラスチックごみ問題についての話です。ポイ捨てなど用水や川に捨てられたプラスチックは分解されることなく、いずれは海に流れ永久に残ります。時間経過とともに紫外線などにより5mm以下のマイクロプラスチックとなって、魚が誤って食べ、その魚を人間が食べる。2050年にはプラスチックの量は地球上の魚の量を上回ると予測されています。

 最後に、主催者・行枝幹事より次の事務連絡がありました。「ウオーキング時に路上・用水のごみを拾う会 ”ピックアップウオーク富山”(会員20名)では、学区住宅地内の用水プラごみをなくすため年2回の清掃を計画しており、そのため会員の倍増を計画しています。新会員を公民館で受け付けています」

会場風景

(文:行枝、写真:横地)

カテゴリー:ニューストピックス

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