昔体験をしよう…“暖房”“洗濯”
投稿日:2024年2月9日
2月8日(木)に富山小学校において、3年生「昔体験をしよう・・・“暖房”“洗濯”」の授業が行われました。これは先週(1月31日)の“七輪を使ってもち焼き”に続く昔の生活を体験する授業で、岡山市地域学校協働活動推進員の福森和子さんを中心に、11名のボランティア先生が参加しました。
昔体験をしよう・・・“暖房”
現在では、電気・ガス・灯油を使って暖房がおこなわれている家庭が大部分ですが、昔は“豆炭““炭団”“練炭”などが熱源として使われていました。
はじめの会で児童は、それらの紹介・説明及び着火方法や利用方法を詳しくボランティア先生から説明を受けました。
そして児童たちは自ら準備したり、あらかじめ用意されていた火鉢を囲み、またコタツに足を入れて暖をとっていました。
昔体験をしよう・・・洗濯
各家庭には電気洗濯機が普及している現在ですが、昔は倉安川や用水の“かわいち”で洗濯板などを使って手洗いをしていたことを、ボランティア先生から紙芝居を使って教わりました。
“かわいち”・・・川面に下りるための石段とその水面上にある少し大きな石をいう。昔はそこで野菜・食器洗いや洗濯をしていた。
そして児童たちは、タライと洗濯板・固形石鹸を使っての手洗いに挑戦です。各児童が持参した“汚れた靴下”の片方を洗濯機で洗濯、もう片方を児童が手洗いし、仕上がりを比べました。結果は児童たちが懸命に手洗いした方の靴下の汚れがよく落ちていました。
便利になった現代ですが、少しでも昔の人々の生活を体験できたのは、児童たちにとって良い記憶として残ることでしょう。
(文・写真:横地)
カテゴリー:ニューストピックス