富山地区青少年育成協議会の町別懇談会が開催されました。
投稿日:2023年11月19日
晩秋の11月14日(火)から16日(木)に、学区を4つのグループに分けて富山地区青少年育成協議会主催の町別懇談会が開催されました。コロナ禍のため4年振りの開催で、以前は8会場で開催していましたが、4会場に集約しての開催となりました。
各会場には、育成協の本部役員をはじめ、幼稚園、小学校、中学校の校長・教員やPTA役員、保護者など地域住民が参加し、「地域の青少年は、地域全体で守り育てていく」という理念を実現するために、「地域がどのように子どもたちに関わり、育てていくのか」というテーマのもと行われました。
各会場の様子は次のとおりです。
各学校、園からの近況報告
◆幼稚園
・年少児14名、年中児14名、年長児25名の計53名がおり、8名の教職員で運営している。
・コ ロナの第5類への移行により4年ぶりに全園児による合同運動会をおこなった。
・行事を通じて地域とのふれあいをすすめていきたい。
◆小学校
・インフルエンザの流行に注意しながら、音楽発表会・学習発表会が開催できた。
・また、ボランティア先生による「昔あそび」や「七輪体験」などもでき、感謝している。
・最近は日暮れが早いため、なかよしクラブの児童の帰宅時間は薄暗くなっているので、地域の方々には特に見守りをお願いしたい。
◆中学校
・全体的に落ち着いているが、最近自転車置き場に止めている自転車に対するいたずらがあり教員が交代で見回りをしている。
・一部落ち着きのない生徒がいるので教員で注意して見守っている。
・登下校のマナーが悪いと学区の方から苦情が寄せられることがあり、生徒にも注意・指導している。
円山・湊地区(11月14日)
・育成協の巡回補導・環境浄化部長より「夜間(19時~20時)見回っているが、最近は子どもを見かけることが少なくなった」。
・保護者からは「なかよしクラブ」にいく子どもが多いので遊び仲間が少なく、帰宅後も近くに遊び場がない。
・まつりや各種イベントも復活し、子どもたちも楽しみにして活動範囲も広がってきている。
海吉本・中・出村(11月15日)
・地域の見守り隊が高齢化で減少しているので若い人にも参加して頂けるようにしなければ。
・最近は日没が早く部活後の下校時には暗くなっているが、無灯火の自転車があり危ない。
・用水路沿いの道は狭い所が多く、道一杯に広がっての通行は止めて欲しい。
・“子どもSOSかけこみ110番”のステッカーが経年劣化しているので交換して欲しい。
福泊・山崎本町(11月16日)
・体力向上などを図るためにスポーツ少年団をより活用すべきでは、友達も増える利点がある。
・登下校の見守りは町内会・母の会・PTAなどと連携により効率的になるのでは。
・防犯カメラの効果的な設置場所のアドバイスが欲しい。
・富山学区は小中1校ずつなので、子どもや親同士のつながりが強くて良い。
海吉福吉・福泊川東(11月16日)
・交通マナーが悪いと学校に苦情を言うが、地域で育成しようとしているのだから、見た人がその場で注意したい。
・子どもたちの中には、かまって欲しいため敢えてしている場合もある。
・その場合は声掛けの仕方の工夫が必要である。
(文:横地、写真:行枝・矢尾・横地)