第67回オレンジカフェ「青春」が開催
投稿日:2023年8月29日
残暑が厳しい8月28日(月)午前10時から12時まで、富山公民館で第67回「オレンジカフェ青春」が開催されました。
今回は小学生と交流し、楽しい時間を過ごそうということで富山小学校の子どもたち20人を招いて行われました。
まず福森和子会長のあいさつに始まりました。今日は認知症の方の接し方の寸劇を見てどのように感じるか話をお聞きしたいということでした。
最初は恒例により池田副会長のハーモニカ伴奏により全員が「青い山脈」を合唱しました。
寸劇は3人のサポーターが「認知症の人」「対応の悪い人」「対応のいい人」に扮して、認知症役の人が「今日は病院に行く日だ」「朝ご飯をまだ食べていない」「布団の中に何かいる」「テーブルの上に置いていた財布がない。誰か盗ったのではないか」「外が暗くなったので家に帰りたい」など次々と難題を訴え「対応の悪い人」役、「対応のいい人」役がそれぞれ対応するものでした。最後に、参加者にどのように感じるか意見を聞いていました。
休憩の後、ゲーム「キャップをはじこう」が始まりました。
テーブルを5つのグループに分けて、それぞれ8人が座り、チーム作りが行われました。
テーブルの上にあらかじめテープが張られていて、テーブルの端のスタート地点にペットボトルの蓋を置いて、指ではじいてどこまで飛ばすかによって得点が加算されるというゲームでした。
ゲームの初めは慣れないからか、強くはじきすぎて台の下に落としたり、はじきが弱く数センチしか飛ばなかった人もいて、あちこちで歓声が上がり会場は騒然となりました。ゲームは2回行われ集計の後、成績が発表され会場は大盛り上がりでした。子どもたちに本日の感想を聞いたところ「楽しかった」「おおいに役に立った」との返事があり、たいへん有意義な会を終えることができました。
(文・写真:湯浅)