円山宮西町内会防災学習会を実施
投稿日:2023年3月13日
円山宮西町内会では、令和5年3月12日(日)午前10時半から12時まで、防災に関する学習会を富山公民館で実施しました。参加者は20名でした。
まず、講師の中山由美防災士に「自然災害・地震に備えて 知って安全防災知識」というテーマでプロジェクターと岡山市防災マニュアル詳細版第6版を使ってお話しいただきました。1時間という短い時間でしたが、火を出さない感電ブレーカーの設置、スマホが使えなくなった時のための連絡先を紙に書き出して防水袋に入れておくなど、興味深い具体的な話もあり、参加者全員熱心に学習しました。最後の質疑応答も積極的に行われました。
熱心に学習しました。
『地震は突然起こる。防災知識を知っているか否かで生死が分かれる。特に南海トラフ地震では、富山学区は震度6弱から5強との予想である。これは、立っておれないくらいの揺れで、しかも波状の揺れが長くつづくという。想像するだけでも怖い。』
災害が起こす被害をよく知って、準備し、行動することが、命を守る三つの要素であることをあらためて学習しました。
避難袋の点検をしました。
次に、有志が持参した避難袋の中身の点検を中山防災士にお願いしました。浸水経験のある方の避難袋を拝見しましたところ、完璧とも思える中身に一同大いに刺激を受けました。
新たに購入した防災用具の試用体験をしました。
今年度購入したトイレ、テントと担架の披露と試用体験を行いました。トイレの便座はパイプ椅子仕様です。制作の観点が違うのでしょうが、昨年度購入の段ボール製より安定感がありました。トイレとテントは、先日の連合町内会の防災訓練で展示されたものと同じように見えました。
担架は、垂直避難時に使用しやすいように全部布製のものを購入しました。二人または四人で持ちます。水平移動には、従来式の棒を持つ方式の方が身体に負担がかからないように感じました。
(文・写真:髙原)