地域づくりフォローアップ講座(第2回目)が開催されました。
投稿日:2023年3月7日
暖かい春の日差しが感じられる啓蟄の3月6日(月)午後1時30分から富山公民館において、岡山市生活・介護支援サポーター養成講座「地域づくりフォローアップ講座(第2回目)」が岡山市社会福祉協議会と岡山市立公民館の共催で開催されました。
参加者は前回(2月6日)同様,中区全域及び近隣からの約20名です。
講座は岡山市社会福祉協議会中区事務所長の三村一平さんの司会・進行で始まりました。
今回は、シニアサポート倶楽部「ねこの手 妹尾」代表の森本美智子さんの活動発表です。子育てをしながら、義父母を介護された経験を活かしての高齢者福祉や地域ボランティアの活動をされています。講師がお住いの南区妹尾地区はJR瀬戸大橋線妹尾駅を中心の人口約9,000人の地区で高齢化率は31%強と、富山学区と同じく高齢化の進んだ、高齢者の独居または高齢者のみの世帯の多い地区です。 地域のシニア世代の日々の暮らしで「困った!」や「不便だ!」といった部分の改善にお手伝いしたとの思いから、岡山市の「地域の未来づくり推進事業補助金」を活用し、令和元年10月に事務所を設立し、ボランティアスタッフを募り活動を開始されたそうです。
活動内容は、学区在住の概ね75歳以上のひとり暮らし、または家族の支援が困難な環境で生活している方を対象に、低額で生活支援のサービス(ゴミ出しや庭木の手入れ、買い物や通院の同行など)年間約1,300件の支援をしているそうです。現在、スタッフは45名、利用登録者数183名で活動をしており、また最近は近隣の学区の人からの依頼もあるそうです。
小休憩の後、グループで「やってみたい・やろうとしている活動」「はじめるにあたって困っている事、わからない事」の意見交換をし、各グループから代表の人が発表し、本日の講座を終えました。
今日の講座を振り返り、各地で地域住民が地域の高齢者の生活をサポートする活動が活発になってきている現在、それらの活動グループの連携・連帯を図り、よりよい活動・支援ができるような体制づくりが望まれます。
(文・写真:横地)