第１１回富山ＥＳＤにこにこカフェ「多文化共生のまちづくり ＰＡＲＴⅡ」
投稿日:2023年1月24日
第１１回富山ＥＳＤにこにこカフェ「多文化共生のまちづくり ＰＡＲＴⅡ」（富山公民館主催、とみやまエコクラブ・富山学区婦人会共催）が１月２２日に開催され、次の５人の外国出身者を迎えていろいろな話を聞き、懇談・交流しました。5人のうち4人が富山学区に住んでいます。
- ポーランド出身 ダミアン クウェチェックさん（男性）
- 中国出身 王 俊華さん（女性）
- 中国出身 朱 小華さん（女性）
- ニュージーランド出身 カウン アンドリューさん（男性）
- イギリス出身 サウビー トムさん（男性）
学区外も含めて参加者は３５名、公民館花房主任の軽妙な司会で楽しいひと時を過ごしました。
はじめに、５人が前に並び司会者からインタビユーしました。
- 名前、出身国
- なぜ日本に、岡山に来たのか
- 日本に来て印象に残っていること、驚いたこと、困ったこと
- それぞれの出身国の正月の過ごし方、正月料理
- 日本と母国と違うと感じていること
- 地域の人、岡山の人に望むこと、メッセージなど
この中で、一例として、会った人のほとんどが「どこの国から」などの一通りのことしか話してこない。日本人同士が話している普通の日常会話をしたいといつも思う・・・という意見がありました。
次に、ダミアンさんによるギター演奏が２曲ありました。１曲はウクライナの曲。ダミアンさんのポーランドの実家はウクライナ国境からたった100km位しか離れていなくて心配とのことです。ウクライナ侵攻がこんな身近に影響があるのです。
次に、５グループに外国人が１人ずつ入りフリートークのグループワークです。時間が少なくうち溶けるまでは行かなかった感がありましたが、それでも様々な会話と笑い声が飛び交っていました。王さんは四川省の出身で、省都の成都は人口１４００万人、四川省だけで１億人近いそうです。そして、ダミアンさんのギター伴奏で「ふるさと」を合唱して終わりました。
岡山市では、国籍や民族が異なる人々がお互いの文化や習慣の違いを認め合い支え合う多文化共生の社会をめざしています。５人の外国出身者とも快く参加していただき、また参加者も会を盛り上げて楽しく交流しました。２０２２年１２月の岡山市住民基本台帳によると岡山市の外国人は１４０８８人で中区には２３２７人住んでいます。
（文、写真：行枝）
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