第60回オレンジカフェ「青春」が開催されました

投稿日:2023年1月24日

 1月23日(月)午前10時から12時まで富山公民館で、第60回「オレンジカフェ青春」が認知症サポートリーダー富山会の主催で開催されました。

 今回は岡山市地域ケア総合推進センターの坂本純一さんをお迎えして「在宅医療と人生会議のすすめ~人生の最終段階の準備はできていますか~」と題して話がありました。

オープニングの合唱をする参加者
地域ケア総合推進センター坂本純一さん

  はじめに岡山市の医療・介護の現状について話がありました。団塊の世代が75歳を迎える令和7年ごろまでには、岡山市の高齢化率は24.7%から27.0%に上昇するとのこと。当然、高齢者世帯(単身・夫婦世帯)が増加していくことになります。

 高齢になって病気やケガにより医療の継続や介護が必要となったとき、どこで過ごしたいかというと病院や介護施設で過ごすより自宅がいいという方が圧倒的に多くて、終末期を自宅で過ごしたいと思う方は40%弱と最も多いということです。

在宅医療って何
かかりつけ医とは
相談コーナー

 住み慣れた地域で暮らし続けるためには、日常的な診療のほかに必要に応じて相談に乗っていただけるお住まい近くの医師「かかりつけ医」を持ちましょうということ。幸いにも岡山市は政令指定都市の中でも診療所数や医師の数など介護資源が豊富であるということです。

 もし、病気やけがで身の回りのことを一人ですることが難しくなった時、どこで療養したいか。治療をすることが難しい病気にかかったとき本人に告知して欲しいか。またどのような治療を希望するかなど、事前に家族やかかりつけ医、医療・介護の専門職などと相談して(ACP:アドバンス・ケア・プランニング、人生会議という)その内容を文書に残しておけば、意思が伝えられなくなった時、自分の希望や思いが生かされるということでした。

 会場には専門職による相談コーナーが開設されており、切実な問題でもあるので、早速に相談している人がいました。

(文:湯浅、写真:湯浅・横地)

                          

カテゴリー:ニューストピックス

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