支えるみんなの活動講座が開催されました。

投稿日:2022年10月4日

 秋の気配が感じられる10月3日(月)午後1時30分から、富山公民館において主催:岡山市社会福祉協議会・富山公民館の「支えるみんなの活動講座(愛称:ささみかつ)」が開催されました。高齢になっても住み慣れた地域で「自分らしく」暮らしていけるよう、身近な地域での支えあい活動について学ぶ講座です。富山学区及び近隣学区からの参加者17名は熱心に聴講及び意見交換をしていました。

会場全景

 岡山市社会福祉協議会の大畑真絢さんの司会で会は始まり、岡山市社会福祉協議会の松原智一地域福祉課長の開会あいさつの後、

 参加者全員の簡単な自己紹介が行われました。

司会の大畑真絢さん
松原智一地域福祉課長

 そして、「岡輝みんな食堂」など現在活動している団体のDVD視聴の後、

支え合い推進員の三村一平中区事務所長

 「地域に支え合いの花を咲かせましょう」と題して岡山市社会福祉協議会中区事務所長でもある岡山市支え合い推進員の三村一平さんからの講話がありました。岡山市の長期的な人口動態では、令和2年(2020)をピークに減少期に突入したが、高齢者人口比率は年々上昇し令和3年の26.6%が令和27年には32.7%になると予想されています。また平均寿命と健康寿命では、岡山市は全国平均と比較し、平均寿命は男女とも長いが、健康寿命は短い傾向にあります。今後、人口減少・少子高齢化が進むなかで介護の必要な高齢者を支えるシステムを早急に構築する必要があります。元気な高齢者は可能な限り支える側に立ち、地域で助け・助けられるお互い様の仕組みをつくっていくことが求められているとのことでした。

 次に、岡山市ふれあい介護予防センターの池田みどりさんから講話がありました。介護予防センター及び地域の身近な通いの場(介護予防教室・いきいきサロンなど)の利用により心身の活力が低下し要介護状態に近づく「フレイル」の予防をとのことでした。

介護予防センターの池田みどりさん
中区保健センターの丹波佐織さん

 そして、岡山市中区保健センターの丹波佐織さんから岡山市内に6か所ある保健センターの紹介があり、母と子の健康づくり、妊娠期・幼児期から高齢期までのライフステージごとの活動、また感染症関係・精神保健関係・難病関係など生涯を通じた活動の紹介がありました。

 最後に、参加者はグループ毎に意見交換をし、代表者が意見集約を発表し内容の濃い講座を終えました。(この講座は3回シリーズで今後は11月7日、12月5日に開催されます)

熱心に意見交換する参加者1
熱心に意見交換する参加者2

(文・写真:横地)

カテゴリー:ニューストピックス

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