清掃活動「倉安川をきれいにしよう」
投稿日:2021年12月13日
曇り空の12月12日(日)午前、清掃活動「倉安川をきれいにしよう」が行われました。これは毎年春と秋に、富山の自然を楽しむ会と富山公民館の共催で行う地域貢献の行事です。参加者は富山中学校生徒23名をはじめ、富山小学校児童3名、学区諸団体及び一般から49名、主催団体から9名、NPO法人グリーンパートナーおかやま・藤原瑠美子理事長、県会議員高橋徹氏も駆けつけ総勢86名となりました。
連合町内会・小橋会長の挨拶、富山の自然を楽しむ会・實村代表より清掃についての説明、次いでグリーンパートナーおかやま・藤原理事長及び公民館・澁谷館長の話があり、さっそく作業の開始です。西は円山のパチンコ店南から東は富山橋の東まで約2kmの清掃に取り掛かりました。中学生と男性大人が腰までの長靴を履き、川に捨てられたごみを残らず拾い集め、女性たちが側道で待ち構えてごみをボランティア袋に入れて行きます。中学生に聞いてみました。「先生に言われて参加したの?」「いえ、自分から参加を決めました。当然です。」頼もしいです。
ペットボトルなどのプラスティックごみは倉安川から旭川、百間川を経て海に流され「海ごみ」となり、いずれは細かいマイクロプラスティックとなって魚から人体に入るとされ、世界的に大きな問題となっています。
集まったごみは公民館で計量し、ごみは合計76kgでした。記録を取り始めた2009年には約280kgあり、毎年の清掃活動の効果もあって減少傾向ですが、ここ数年は減少ペースが落ちています。内訳は次の通り。
【燃えるごみ】
ペットボトル 2.3kg
プラスティック系 23.9kg
可燃ごみ 39.5kg
【燃えないごみ】
空き缶 3.3kg
空き瓶 4.0kg
自転車1台 3.0kg
今年3月の百間川河川敷清掃には約100名が参加し、今回86名が参加。学区に環境美化の意識が高まっていると実感します。それとともにごみを無造作に捨てる行為がなくなってほしいと強く思いました。
ごみ分別作業 計量後の収集ごみ
(文:行枝、写真:末澤)
カテゴリー:ニューストピックス