富山学区体育協会 守安俊章会長、富山スポーツ少年団 三好一彦団長に聞く(その2)

投稿日:2021年6月18日

 コロナ禍で私たちの生活のリズムが一変しました。富山学区でも行事の中止、活動の縮小を余儀なくされています。そこで、当サイトでは学区内で活動する様々な団体にスポットライトを当て、中止・縮小になっても、「伝えたい」「繋ぎたい」「大事にしたい輪」を伝えたく、運営する方々にその想いをインタビューします。

(聞き手:行枝・末澤)

第二弾は体育系・今回は富山スポーツ少年団団長の三好一彦さんです。

三好一彦さん

三好一彦さん

富山スポーツ少年団団長・三好一彦さん

山崎本町町内会在住。岡山県職員として勤務の傍ら、富山スポーツ少年団のソフトボール指導者を18年務めている。令和2年4月より富山スポーツ少年団団長。

  

― 富山スポーツ少年団の現況について教えてください。

(三好)岡山市のスポーツ少年団はAクラスが6年生、Bクラスが5年生、Cクラスが4年生以下でクラス分けしています。1年生でも入学したら入団できます。最近は、子どもたちの選択肢が増えているので参加してくれる子どもたちが少なくなったのは残念です。

― もう少しスポーツ少年団のことを教えてください。

(三好)富山スポーツ少年団には、サッカー・バレーボール・ソフトボール・剣道・卓球の5部があります。今年度は、サッカー41名、バレーボール27名、ソフトボール21名、剣道17名、卓球14名、合計120名が汗を流しています。これだけ各部の団員が揃っているのは岡山市内でもめずらしいと思います。また、指導員は5部50名程度でサポートしています。

― コロナ禍で活動も運営も難しいのではないでしょうか。

(三好)現在は、学校施設の開放事業が中止のためスポーツ少年団の活動も休止しています。所属する部によって違いはあると思いますが、6月20日に緊急事態宣言が解除されたら、財団法人岡山市スポーツ協会の内部組織である「岡山市スポーツ少年団」の各部で決めた内容で活動するようになります。

― 思い出に残るできごとを紹介してください。

(三好)3年前に中止しましたが「大山登山」です。この登山は、スポーツを通じて体力づくりをしている子どもたちでも苦労を伴いますが、山頂に立った時の感動は大変素晴らしいものです。一昨年は6年生の思い出作りとして大山登山の代わりに希望者だけでしたが、富山コミュニティハウスを借りて新春餅つき大会を行い好評でした。今年は6年生のために何かできないか考慮中です。

― 学区の人へ伝えたいメッセージがありますか。

(三好)スポーツ少年団に参加した子どもたちを通じて、親も一生涯の長い付き合いをしています。とても嬉しく思っています。子どもも親も成長できる場となればと考えていますので、皆さんもぜひスポーツ少年団に参加していただければと思います。

(完)

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