第8回富山ESDにこにこカフェ「ヘルプマークを知っていますか」
投稿日:2021年3月13日
第8回富山ESDにこにこカフェ「ヘルプマークって知っていますか」が3月11日公民館にて28人が参加して開催されました。ESDにこにこカフェは富山公民館主催、とみやまエコクラブ・富山学区婦人会共催で年3~4回様々なテーマで開催しています。今回の講師は岡山県自閉症協会事務局長・森石雅子さん。以下は講演の抜粋です。
これは「ヘルプマーク」です。援助が必要な方のためのマークです。義足や人工関節を使用している方、内部障害や難病の方、妊娠初期の方など外見からはわからなくても援助や配慮を必要としている方々がいます。ヘルプマークはその方々が周囲の人に援助や配慮を必要としていることを知らせるためのマークです。電車やバスでは席をゆずる、困っているようなら声をかけるなどが必要です。岡山市ではこのマークの普及に取り組んでいて、各福祉事務所、支所、保健センターにて配布しています。
続いて、発達障害と自閉症についてお話がありました。
発達障害は脳機能の発達に関連する生まれつきの障害で3つのタイプがあり、その一つが自閉症です。障害についてまだまだ知られていないことも多く、温かく見守るひとが多くなることを願っています。また、4月2日は世界の自閉症啓発デーで東京スカイツリー、岡山城など各地でシンボルカラーのブルーにライトアップされます。4月4日には岡山駅で啓発チラシを配布、イオンへの地下通路に展示も行います。
講演の後、参加者は5グループに分かれて感想などを話し合い大変有意義な講演会は終了しました。
(文、写真:行枝)
カテゴリー:ニューストピックス