とみやま未来塾「気候変動の地元学」第4回学習会

投稿日:2020年12月22日

 とみやま未来塾「気候変動の地元学」の6回にわたる講座、その第4回目が12月19日に行われました。とみやま未来塾はESD・SDGsに基づく富山学区諸活動の活性化と地域の担い手育成をめざすものです。当日は学区より20人、当塾講師の山陽学園大学地域マネジメント学部白井教授及び高橋准教授、白井ゼミより1学生、公民館より2人、そしておかやま環境ネットワークより見学1人、総勢26人が参加して行われました。

 公民館・澁谷壽郎館長のあいさつの後、白井信雄教授の指導により

  1. 過去3回のワークショップで出た意見のまとめ(カーボンゼロ社会と気候変動適応社会について)の説明
  2. 「2050年カーボンゼロ」を達成するためにはどんな社会基盤とライフスタイルが必要かについて大胆な発想をもってグループ討議

グループ討議の中では、30年後の大胆な発想の意見が多く出ていました。下記はその一例です。

  • 公民館を中心とした社会のイオンモール化(人と物の移動、医療を始め生活に必要なほとんどのことが地域内で可能となる)
  • 空飛ぶ車が一人1台あり、どこへでも安全に行け、災害時も自分ですぐ避難できる
  • 折りたたみ式太陽光発電装置が普及しすべての家庭で電気の自給ができる
グループ討議の発表

グループ討議の発表

講義の様子

講義の様子

 

 今後の日程は2月13日と3月6日に行われ、6回シリーズのとみやま未来塾はひとまず終了します。令和3年度は、これまでの講座で得た内容をベースに、今までの生活の常識を見直し、「ライフスタイルを変えるためにどうするか、それでも進む気候変動にいかに適応するか」の具体的方策の話し合いに移る計画です。

(文:行枝、写真:公民館田中)

カテゴリー:ニューストピックス

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