第36回「オレンジカフェ青春」開催
投稿日:2020年10月27日
秋晴れの10月26日(月)午前10時より富山公民館に於いて第36回『オレンジカフェ青春』が開催されました。
第1部では、講師に岡山旭東病院の診療技術部地域医療サポート室 薮野佳之副室長とリハビリテーション課 平上裕哉理学療法士から「脳の病気と認知症予防」についての講話を受けました。
わが国では平均寿命は男性では80.98歳・女性では87.14歳(平成28年)ですが、健康寿命はそれぞれ72.14歳と74.79歳です。平均寿命と健康寿命の差(男性8.84歳・女性12.35歳)は何らかの支援や介護を必要とする期間です。
そして介護が必要になった主な原因は
男性①脳血管疾患②認知症③高齢による衰弱④骨折・転倒⑤関節疾患
女性①認知症②高齢による衰弱③骨折・転倒④関節疾患⑤脳血管疾患
となっています。
脳卒中も認知症も脳の病変が原因で起こります。
認知症の予防では生活習慣病予防と脳活性化を図る(適度な刺激)が重要で運動や身体活動が効果あると言われています。
講話では如何に脳の健康を保つか、危険因子(高血圧・脂質異常症・糖尿病・喫煙など)を遠ざけ、脳ドッグ受診などで異常を早く察知して処置をする、また足腰の衰えによる骨折・転倒を如何に防ぐかが重要になってくると学びました。
休憩を取り、
第2部では学区にお住いの もくべえ(岩﨑利満)さん の楽器演奏を聴きました。自作の竹筒琴などを使っての演奏で独特の哀愁に満ちた音色を楽しみ時間が経つのを忘れるほどでした。
次回は、11月30日(月)午前10時より公民館にて特別養護老人ホーム「いやしの杜」福井昌子施設長より「介護施設」についてのお話を、また篠笛ミニコンサートとして二蝶の演奏を聴く予定です。
(文・写真:横地)
カテゴリー:ニューストピックス