「昔体験をしよう…七輪」と「富山っ子造形展」
投稿日:2020年1月19日
新春の1月18日は富山小学校では三学期の土曜登校日で授業参観日です。この日3年生は「昔体験をしよう…七輪」と銘打って、七輪を使っての餅焼きが行いました。
これは社会科で学習している「昔の暮らし」を体験する一環として毎年行われている授業支援で、地域から福森和子さんを中心にボランティアや親爺の会のメンバー18名が協力しました。1校時~2校時を使い、3年生115名が20班に分かれ、保護者が見守るなか始まりました。先ず担任教諭から火の取り扱いの注意などを聞き、各班に分かれて作業の開始です。
七輪などを使う家庭は殆ど無く、児童は取り扱いに興味を持ちながら、枯れ松葉・から消し・木炭を順に七輪にセットし、苦心しながらもマッチで点火していました。
枯れ松葉に火が点くと吹き竹やうちわを使い、から消し・木炭と順に火が回るように工夫し、会場のあちらこちらから歓声と共に勢いよく煙が立ち上りました。木炭に火が回るといよいよお楽しみの餅焼きです。
児童は保護者の分を含め一人2個の丸餅を網の上に並べていました。そして焼きあがった餅は醤油を付けてみんなで食べました。自身が火起こしをして焼いたお餅は大変美味しかったようで笑顔が溢れていました。そして全員で後片付けをして授業は終わりました。
今後、「昔の暮らしの話を聞こう」「昔体験をしよう…暖房・洗濯」の授業が予定されているそうです。
「富山っ子 造形展」
また、体育館では「富山っ子 造形展」が開催されており、1年生から6年生の作品が展示され、参観に訪れた保護者が熱心に児童の作品を鑑賞していました。
(文:横地、写真:薄)
カテゴリー:ニューストピックス