吉備津岡辛木神社へ大注連縄奉納

投稿日:2019年12月4日

 寒風が吹く師走2・3日の両日、海吉本村の大谷さん宅に氏子総代の木見さん以下有志10余名が集まり、特別に準備した“あさひ”の藁を使って吉備津岡辛木神社に奉納する大注連縄づくりが行われました。

 笠井山中腹に鎮座する吉備津岡辛木神社の大注連縄は、2年ごとに新しく作り替え新年を迎えています。海吉本・中村の氏子有志は平成12年からこの郷土行事を引継ぎ、今年で10回目の奉納となります。(本来は平成30年に予定されていましたが都合で今年の実施になりました)

 12月2日は藁の清めをした後、藁打ちを行い、注連縄の部品作りをしました。

縄を綯う

縄を綯う

大注連縄の部材

大注連縄の部材

 

 12月3日の大安の日、午前9時30分より、昨日作った部品を使い、本殿用・拝殿用と2本の大注連縄の組み立てをしました。数人が息を合わせて前日に作った部材を綯い、形を整えていきました。

呼吸を合わせ綯う

呼吸を合わせ綯う

形を整える

形を整える

 

 そして、出来上がった大注連縄を吉備津岡辛木神社に運び、本殿及び拝殿の古い大注連縄と取り替えました。

大注連縄を運ぶ

大注連縄を運ぶ

拝殿に取り付け

拝殿に取り付け

本殿の大注連縄

本殿の大注連縄

奉納記念撮影

奉納記念撮影

 

 新調した大注連縄が、新年の参賀に来られた善男善女を迎える様子が目に浮かぶようです。

(文・写真:横地)

カテゴリー:ニューストピックス

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