第18回「オレンジカフェ青春」の開催

投稿日:2019年4月24日

 4月22日(月)午前10時から富山公民館において、第18回「オレンジカフェ青春」が開催されました。

 今回は、公益財団法人岡山市ふれあい公社から認知症地域支援推進員の加藤佳恵さんと岡山市ふれあい介護予防センターの歯科衛生士山口仁美さん、更に今年の1月から富山学区で本格的に稼働しているとみやま助け合い隊の難波徳行事務局長を迎えて、それぞれの事業について話がありました。

岡山市の認知症施策について話す加藤佳恵さん

岡山市の認知症施策について話す加藤佳恵さん

 認知症については、我が国が急速な高齢社会を迎え、切実な問題としてクローズアップされている問題です。また、近い将来、高齢世帯の30%が独居世帯になるといわれていることもあり皆さんの関心も高く、高齢者施設の方や住民32名の参加がありました。

 今回は4月の異動で公民館長が交替され、新任の渋谷館長から挨拶がありました。また、岡山市認知症サポートリーダー富山会のサポーターも10名になり、本日参加しているサポーターから自己紹介がありました。

 続いて、第一部、~正しく学び支え合いましょう~ということで、岡山市の認知症施策について岡山市中区地域包括支援センターの認知症地域支援推進員加藤佳恵さんから話があり「認知症は早期発見・早期治療が大切です。従って、認知症特有の症状が現れたら、まず、かかりつけ医に相談して、専門の病院で診察を受けてください。」

 「認知症の原因となる病気もいくつかあり、治療方法も変わってくるので、早期に対応することで改善や進行を遅らせたりします。専門医の診察を受けるときは、日頃気になっていた症状をメモしておいて持参することが大切である」とのことでした。

 とにかく「どう対応すればいいのかわからないときは認知症なんでも相談岡山認知症コールセンター08-801-4165に電話してください」ということでした。

 また「岡山市が毎月開いている物忘れ相談会についても、日赤からの認知症の専門医の出向を得て、5カ所のふれあいセンターで毎月交替で開かれており、どこの会場に参加しても良いし、費用も掛からず便利とのこと」でした。

介護予防センターの事業を説明する山口仁美さん

介護予防センターの事業を説明する山口仁美さん

 岡山市ふれあい介護予防センターの歯科衛生士山口仁美さんからは「介護予防センターは、皆さんが住み慣れたところでいつまでも元気で生活できるように健康づくりの事業を行っている。特に、あっぱれ桃太郎体操事業の推進に力を入れているところで、富山学区でもいくつかのグループが活動している」とのこと。「5人以上のグループであればDVDをお貸しするので始めてください」とのことでした。

 次に、とみやま助け合い隊について、難波事務局長から説明がありました。

とみやま助け合い隊について話す難波事務局長

とみやま助け合い隊について話す難波事務局長

 とみやま助け合い隊の概要など

 

 「この制度は、日常生活の困りごとを地域で解決しようという制度です。たとえば病院の付添い、庭の草取り、庭木の剪定、ごみ出し、買い物・家事のお手伝いなどですが、特別の技術を要するもの、危険を伴うものは除かれるとのことでした。

 「費用は、感謝の気持ちとしてサポーター1人につきサポート料が30分まで300円、以後10分ごとに100円がかかります。困りごとがありましたら、とりあえずコーディネーター(080-3051-0111に電話をしてください」ということでした。

 第2部は、~みんなが主役→笑顔の“わ”を広げましょう~と題して、昨年3月に行われた第5回目オレンジカフェ青春のDVD(オニビジョンが放映したもの)を鑑賞しました。

山口さんの指導でストレッチをする参加者

山口さんの指導でストレッチをする参加者

 最後に、山口仁美さんの指導の下、簡単な脳トレ体操を行って終了となりました。

 

(文:湯浅、写真:横地・湯浅)

カテゴリー:ニューストピックス

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