福泊川東町内会のだんじり巡行
投稿日:2018年10月11日
10月7日(日)、福泊川東町内会では、福泊の一部と海吉の氏神様である吉備津岡辛木神社の祭礼に合わせて、秋祭りのだんじり巡行が行われました。
だんじり巡行に先立ち、男性役員の手で提灯や幕の飾りつけをしました。このだんじりは、町内の大場鉄工所様のご厚意で、昭和51年に製作、寄付していただいたものです。鉄製の枠組みに木製の屋根を取り付けたもので、正面には吉備津岡辛木神社から授かった御札を飾ります。寸法は幅180cm、奥行312cm、高さ259cm。オレンジの幕は、平成20年に初代町内会長の引野さんから寄付していただき、照明や音響用の電気系統は、福泊川東シルバークラブ会長の藤田さんによる手作りです。
薄暗くなった夕刻、子ども達がだんじりに乗り込み、集会所を出発して町内巡行が始まりました。子どもが勢いよく叩く太鼓とCDプレイヤーで再生したお囃子で、町内をにぎやかに練り歩きました。このだんじりは、2本のロープで曳いて行きます。大人が先頭に立って、子ども達にも曳いてもらいました。止まる時や速度を緩める時は、後部につけたロープを引っ張ってブレーキ代わりにします。途中、大場鉄工所様の敷地で休憩です。しばしの休息と、お菓子・おつまみ・飲み物で栄養補給して、巡行を再開します。集会所に戻ると、参加した子ども達にお菓子が配られました。
心配された台風25号の影響もなく、また事故なく無事にだんじり巡行が終わりました。子育て世代の住民が増えて、昨年より賑やかな秋祭りとなりました。来年もまた、多くの子ども達が参加して、笑顔あふれるお祭りになることを願います。
(文・写真 太田(俊))
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