夏の花3(ムクゲとゴーヤ)
投稿日:2020年7月15日
梅雨の豪雨の影響が九州、中国、東海で発生しましたが、岡山は幸いにも被害がほとんどなくて済みそうです。もうすぐ梅雨も明けそうな雰囲気となって来ました。夏の花の第3弾は我が家に咲いている「ムクゲ」と「ゴーヤ」の花です。ゴーヤは朝顔と一緒にグリーンのカーテンとして植えています。
ムクゲ(木槿)の花言葉|花の種類や色、開花時期は?
ホルティ by GreenSnapより抜粋
ムクゲ(木槿)は、奈良時代から栽培の記録が残る歴史ある花です。都市部では、街路樹や公園の木に利用され見かける機会も多いですよね。今回は、そんなムクゲの花言葉や品種、芙蓉・ハイビスカスとの見分け方についてご紹介します。
ムクゲ(木槿)の花言葉とは?
『信念』『新しい美』
ムクゲの古い学名は「Althaea frutex(低いタチアオイ)」ということから、タチアオイと同じ「信念」という花言葉が付いています。
これは、十字軍のシリア遠征の際にタチアオイが持参されたことに由来します。「新しい美」は、次々と新しい花を咲かせることにちなんで付けられました。
ムクゲ(木槿)とは?花の色や別名は?
ムクゲとは、夏に10~20cmほどの大きな花を咲かせる、落葉性の花木です。一般に栽培されているものは1~3mほどですがそのままにしておくと10m以上に生長します。
日本へは平安時代に渡来し、古くから庭木や生垣として親しまれてきました。また、韓国の国花でもあります。花1つ1つの開花期は短いですが、次々に新しい花を咲かせるのが特徴です。また、ムクゲは寒さに弱いため、夏の花木として知られています。
学名 Hibiscus syriacus
科・属名 アオイ科フヨウ属
英名 Rose of sharon
Shrub althea
原産地 中国、東南アジア、インド
開花期 6~10月
花の色 白、赤、ピンク、紫、複色
別名 木波知須(キハチス)
ムクゲはどんな花を咲かせる?
ムクゲは夏の花として有名なハイビスカスと同じフヨウ属のため、7〜9月になると白や赤、ピンク色をした大きな花を咲かせます。花びらは波打ったような八重咲き品種から、一重咲きまで様々です。
カテゴリー:ふるさとの花や生き物 里山保全会