伝統行事8(七夕)

投稿日:2022年7月8日

昨日(7月7日)は七夕でした。七夕というと彦星と織姫を思い浮かべます。彦星は別名「牽牛(けんぎゅう)」と呼ばれ、牛(=稲)を引っ張る姿がイメージでき、「稲作」を意味します。また織姫は別名「織女(しゅくじょ)」と呼ばれ、こちらは布を織る「織物」を意味しています。この「稲作」と「織物」はどちらも昔の人々の生活になくてはならない技術。ところが、二人は出会って恋に溺れ、大切な仕事をしなくなってしまいます。このことに神様は怒り、二人を天の川の対岸に引き離しました。そして1年に1度、7月7日だけ会えるようにしたといわれているのが七夕伝説です。木槿(ムクゲ)は早朝に花を開き、夕方にはしぼんでしまうことから、人の世の短い栄華(はかないこと)のたとえで「槿花(きんか)一朝の夢」と表現されます。しかし、新たな花が次々と咲き続け、夏から秋にかけて長期間楽しむことができます。この時期はたくさんの花が母谷には咲いています。人生楽しいことも悲しい事がありますが、美しい花を眺めながらゆっくり生きていくのが一番良さそうに思います。Kさんの畑には白いダリアが、Eさんの畑にはオレンジ色のカンナが、我が家の庭にはムクゲが咲いています。Eさんの畑にはヒマワリとすでに秋桜が。公民館には願い事の短冊が!みんなの願い事がかないますように!

七夕については「日本の年中行事」をご覧下さい

https://nihon-nenchugyoji.com/tanabata/

ムクゲに関する話は「花言葉・由来」をご覧下さい。

カテゴリー:ふるさとの花や生き物 里山保全会

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