昨日(11月7日)は「立冬」
投稿日:2021年11月8日
昨日(11月7日)は「立冬(りっとう)」でした。立冬(りっとう)とは、冬がはじまる頃。木枯らしが吹き、木々の葉が落ち、はやいところでは初雪の知らせが聞こえてきます。真冬の寒さに備えて、冬の準備を始める「こたつ開き」の時期でもあります。母谷農家の田んぼの稲刈りも昨日ですべて終わりました。来年に向けて田んぼの耕運も進んでいます。現在は稲わらをすき込んで肥料にしてしまう方法が主流のようです。レンゲ祭りで使用する田んぼも一昨日3人で耕運してくれました。14日には初めてドローンを使ってレンゲの種まきを行う予定にしています。今年は咲き遅れていたキンモクセイの花が満開になり、良い香りを漂わせています。サザンカも花芽が赤くなってもうすぐ咲きそうです。
立冬の72侯
立冬の72侯は以下の暦生活をご参照願います。
■初侯:山茶始開(つばきはじめてひらく) 11月7日頃
よみは「つばき」ですが、山茶花が咲き始める頃。冬枯れの景色の中で、大輪の山茶花の花はよりいっそう目立ちながら、綺麗に咲きほこります。
■次侯:地始凍(ちはじめてこおる) 11月12日頃
冬の冷気のなかで、大地が凍りはじめる頃。朝は霜が降り、場所によっては霜柱がみられるところもあります。夜は冷え込みがいっそう厳しくなるので、部屋の窓の結露にも注意が必要です。
■末侯:金盞香(きんせんかさく) 11月17日頃
水仙の花が咲きはじめる頃。漢字やよみからは、金盞花を連想してしまいそうですが、水仙の花のことを表しています。水仙は上品な香りと、育てやすさから人気のある花です。
旬のもの
果物 林檎(りんご)
身体に良いフルーツの代表である林檎。毎日食べることで、自律神経の乱れを正常に戻し、ストレス解消に効果的な果物です。美肌効果もあるので、体内から美しさを維持してくれます。
野菜 蓮根(れんこん)
穴があき、先が見え見通しが良いことから縁起の良い食べ物とされています。今年の夏は高温の晴れの日が多かったため、美味しい蓮根がたくさんできると期待されています。
さかな 牡蠣(かき)
牡蠣は貧血の改善に効果がある食材の中で、最も理想的な食べ物です。新鮮な生牡蠣は美味しいですが、貧血には火を通した温かい牡蠣のほうが効果があります。
カテゴリー:ふるさとの花や生き物 里山保全会