昨日(10月8日)は「寒露」
投稿日:2021年10月9日
昨日(10月8日)は「寒露(かんろ)」でした。寒露(かんろ)とは、夜が長くなり、露がつめたく感じられるころ。朝晩の冷え込みはきつくなりますが、空気が澄んだ秋晴れの過ごしやすい日が多くなります。夜空を見上げると、より美しくきれいに輝く月が見られます。田舎の母谷では朝晩すっかり寒くなりました。田んぼの稲も黄金色に変わり、稲刈りも順調に進んでいるようです。神社の秋の豊年祭りはコロナの感染防止のため役員で静かに行ったようですが、今年出来た新米を早速おいしくいただいています。地元の栗や裏庭の柿も食べられるようになり、秋の実りを満喫しています。自然を愛する写真家が憧れるオオセイボウが訪問してくれましたが、毎年来てくれていた「アサギマダラ」はフジバカマの花がいつもより咲き遅れており、今年は素通りとなってしまうかもしれません。今日は「生き物調査と芋掘り体験」実施の準備で午前中会場の草刈りを役員で行いました。昼間はまだまだ暑く、午後のあいあいサロンと連チャンの方々は特にお疲れ様でした。コロナに注意しながら「生き物調査と芋掘り体験」を開催出来るように準備していきたいと思います。イベントでは岡山理大の学生さんが説明して下さいますので、たくさんの方々に参加下さいますようお願いいたします。
寒露の72侯
寒露の72侯は以下の暦生活をご参照願います。
■初侯:鴻雁来(こうがんきたる) 10月8日頃
ツバメと入れ違いに雁が北から渡ってくる頃。雁は日本で冬を過ごし、暖かい春になるとシベリアの方へ帰っていきます。毎年、初めに訪れる雁を「初雁(はつかり)」と呼びます。
■次侯:菊花開(きくのはなひらく) 10月13日頃
菊の花がさく頃。各地で、菊の展示や菊まつり、品評会が行われます。菊には不老長寿の薬効があるとされ、旧暦9月9日の重陽の節句には、菊の花を酒に浮かべた菊花酒を飲む風習がありました。
■末侯:蟋蟀在戸(きりぎりすとにあり) 10月18日頃
蟋蟀(キリギリス)が戸口でなく頃。この候の蟋蟀は、夏から冬にかけて見られ、鈴のような音色を響かせるツヅレサセコオロギだと言われています。ギーッチョンと機織りのように鳴く蟋蟀ではありません。
旬のもの
果物 栗(くり)
国産の栗は、中国やヨーロッパの栗よりも大型で風味が良いとされています。そのため、食べ方はシンプルにゆで栗や栗ごはんがおすすめです。ずっしりと重みがあり、光沢のあるものを選びましょう。
柘榴(ざくろ)
6~7月に花を咲かせる柘榴は10月が食べごろです。国産の柘榴は酸味が強いので、トッピングやジュース、シャーベットなどに。甘味が強い輸入物の柘榴もおすすめです。
野菜 青梗菜(ちんげんさい)
ミネラル豊富な緑黄色野菜である青梗菜。和名では「たいさい(体菜)」と呼ばれています。原産地の中国では3000年も前から食べられていました。そのため、多くの中華料理に使われています。
さかな はたはた
秋田の郷土料理にはなくてはならない存在であるはたはた。ぶりこと呼ばれる卵には、旨味が濃縮されているためねっとりと濃厚です。このぶりこによって商品価値が決まります。
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