イチリンソウ
投稿日:2019年4月22日
母谷地区の山裾にイチリンソウが白い清楚な花をつけています。このイチリンソウはヤマルリソウと同じように、岡山県ではデッドデータブックには入っておりませんが、福島、茨木、埼玉、石川、長野、三重、奈良の各県では準絶滅危惧種となっています。なお近隣では、紙工、上牧辺りに自生しています。キンポウゲ科の植物で、花が咲いた後、晩春から葉が枯れはじめ、初夏には地上部が枯れて、長い季節を地下部のみで過ごします。その間は、種などが付く期間で、特に管理が必要と思われます。自然環境の変化によりこうした種が年々消えてゆく状況にある中で、母谷区里山保全会としても保護活動に努めて行きたいと考えております。皆さんのご協力をお願いたします。
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