oniビジョン放映(水鳥)

投稿日:2019年2月1日

ご案内させていただいておりますとおり1月31日に、oniビジョンさんによる「母谷の渡り鳥(飛来の渡り鳥にエサ)」という番組タイトルで放映されました。また、放映にあたり山陽新聞番組欄にも放映内容が紹介されました。
以下に、
① 山陽新聞の番組紹介欄
② oniビジョン放映画像
③ 取材内容
についてご紹介いたします。

① 山陽新聞1月31日朝刊の番組紹介欄

 

② oniビジョン1月31日8時10分放映画像

上段左:オナガガモと番組タイトル
右:狩猟禁止看板
中断左:取材インタビュー風景
右:エサやり風景
下段左:新田池風景
右:インタビュー風景

③ 取材内容
・水鳥が来だしたのはいつ頃(何年前)ですか?
何十年も前から10月ごろになると、数は当池では少ないですが毎年飛来してきています。しかしながら、中には2羽ほどは、留鳥としてこの池で過ごしておりました。

・餌やりなどをしだした時期、またその理由や思い
昨年の今頃でしたでしょうか。ご近所の方が散歩途中で一羽が傷つき畑の中にうずく待っているのを発見しました。通常死んだ鳥などは、鳥インフルの可能性が高いため触ることはしないとのことですが、今回はケガをしていることが確認され鳥インフルでないことが確認されたため、けがした水鳥を放置しておくことは忍び難いと思い傷の手当後、この池に返してやったそうです。その後この水鳥が気になり、たびたび様子を伺いに、ここまで足をはこびました。しかしながら、ケガによりうまく餌を口に運べていないように感じました。
そのため、市販の鳥用の餌を購入したり白菜などの野菜を届けるようにしました。
これが、水鳥に餌を与えるようになったきっかけだそうです。

・看板はいつ設置?(「母谷町内会長」とありますが、町内会で保護している?どういう目的で?)
看板につきましては、昨年の11月ごろでしょうか。当池でハンターにより水鳥の狩猟をしている方を見かけました。
しかしながら、私たちの自治会では、母谷里山保全会という組織を設け、農地の維持や地区の自然を守っていくための活動をしております。その一環として、農業用水の確保用の一つとして、この新田池がありますが、ここに毎年冬地近くになると水鳥が飛来し、羽を休めております。そうした中で、わざわざシベリア方面からやってくる水鳥たちが少しでも快適な環境下で過ごせるようにと、狩猟期間であっても狩猟をお断りするようにと考え、看板を設置しました。

・水鳥は例年いつ頃やってきますか?今年は例年と比べて時期や数、種類はどうです
か?
例年10月ごろには飛来してきておりますが、昨年もほぼ同時期でした。昨年の11月にはカルガモばかりで8匹ほどでしたが年末までには、二十数羽になりました。
種類としては、オナガガモ♂ ヨシガモ♀ カルガモ  ホシハジロ♂ ♀ マガモ♀、♂ オオバン(カモ科でなくクイナ科)
キンクロハジロ♂ の7種類が確認できましたが、現在は、オナガガモ♂ ホシハジロ♂ ♀  オオバン キンクロハジロ♂ のようです。

・水鳥とはどういう風にかかわっていますか?(話しかけたり、通りかかると寄ってきたりなどありますか?) など
なかなか野生の渡り鳥ですので、えつけするのは警戒心も強く、人影をみて寄ってくるようなことはありませんが、カルガモは寄ってくるようなときもありました。鳥の特性もいろいろあります。
これらの水鳥の大半は、やがて暖かくなっていくとシベリアに向け飛び立ってしまいます。しかしながら、今は出張していなくなっておりますがカルガモのように留鳥としてこの池に残って、子連れのカルガモとなり愛嬌を振りまいてくれるように願いつつ、保護活動を行っていきたいと思っております。
・その他
今から4年ほど前、雑誌等に掲載されるほどのブラックバスの釣れる池として知られていました。里山保全会ではこれを駆除すべく池の水をすべて抜き池を干すことによって駆除することができました。そうしたこともあり池に小魚やヌマエビ等の甲殻類が増えたことが、キンクロハジロやホシハジロなどの水生生物も餌とする鳥が帰ってきたのかもしれません。
以上がインタビュー内容でした。
日ごろから、鳥類等の管理をしていただいておりますT.O.さんに感謝いたしております。

カテゴリー:おしらせ 地域ニュース 里山保全会

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