母谷地区健康教室の開催

投稿日:2018年12月21日

平成30年12月19日(木)午前9時~12時まで母谷公会堂で、愛育委員、栄養委員及び福祉委員さんによる健康教室が開催され、老人クラブとスタッフの皆さん総勢15人の参加が有りました。今回は社会福祉協議会から派遣された講師の早川浩美様による、小説家であり童話作家の”坪田譲治”の紹介、能トレビンゴゲーム及び切り絵を貼った色紙作りを行いました。

坪田譲治は岡山県出身で御津にもゆかりのある童話作家です。明治32年から4年間旧制金川中学校で学んでいます。現在、岡山駅西口に銅像が建てられ、その功績が紹介されています。その作風は分かりやすく純真な子供はもちろん大人も共感できる多くの作品を残しています。今回は昔話の「狐とぶどう」と「嘘ぶくろ」が紹介されました。興味のある方は一度読んで見てはどうでしょうか。

次に脳トレビンゴゲーム、これは白紙を縦横それぞれ3つに折り9個のマスを作り、それぞれのマスに1個お正月に関する言葉を書きます。雑煮、お年玉・・・9個はすぐには思い出せないものです。全員9個書入れたのち、一人づつ順番に発表し自分に同じ言葉が有れば消して行きます。順次発表して行き、誰も言わなかった言葉を最後まで1つ残した人が勝ちです。ちなみに15人が出した言葉は30個くらいありました。

次に今回のメインテーマの切り絵です。左右対称の漢字(幸・喜・春)が型紙にそれぞれ半分書かれており、この中から自分の好きな字を選び、持参した色紙を2つ折りにしてその上に型紙を置き、ハサミで慎重に字を切り出します。それを開くと完全な漢字1字ができます。これを色紙に張り付け、さらに講師の早川さんが用意した透けた薄い紙から切り出した漢字を上から貼ります。二つの漢字で”初春”などのお目出たい熟語が浮き上がります。余白にきらきら星のプチテープを貼ると完成です。ハサミを使い細かい型紙を切る作業や、破れやすい薄い切り絵を貼り付ける作業は緊張しました。出来上がった創作作品をお互い披露して、楽しい時間を過ごしました。

お昼はスタッフの皆さんによるカレーを美味しくいただきました。そしてコーヒーを飲みながら、しばし歓談しました。

講師の早川さん、スタッフの皆さん有難うございました。                                      (江見記)

カテゴリー:おしらせ 地域ニュース

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