西洋タンポポの綿毛

投稿日:2018年12月20日

公会堂横の空き地に生えていた西洋タンポポです。
現在日本で確認されるタンポポの約8割はセイヨウタンポポ、もしくは在来種との交雑種と言われていて、セイヨウタンポポは日本の侵略的外来種ワースト100のひとつに数えられるといわれています。
セイヨウタンポポと二ホンタンポポの大きな違いのひとつに「繁殖方法」があり、二ホンタンポポは、自分以外の株の花粉を受粉する必要(他家受粉)があるため、種子を作るにはハチなどの昆虫の手助けが必要で、一方、セイヨウタンポポは、受粉をせずに自分だけで種子を作ることができるため周囲に昆虫がいないような環境でも種子をどんどん作り出して増えることができます。
この繁殖方法の違いが二ホンタンポポに比べて、セイヨウタンポポが圧倒的に増える理由の一つとされています。
西洋タンポポと日本タンポポの見分け方につきましては、総苞片(そうほうへん:花や花序の基部にあって、つぼみを包んでいた葉)総苞片が反り返っているものが前者、が閉じているものが後者、また、セイヨウタンポポは一年中発芽し、いつでも花を咲かせることができ、一方で、二ホンタンポポは基本的には春にしか開花しないなどの事が特徴のようです。(出典:田舎センセイによる田舎暮らしでの悩み解決情報サイト タンポポの種類|西洋タンポポと日本タンポポの見分け方と違い)
以上のことから西洋タンポポと認識し、その綿毛が神秘的な感じがしましたので投稿いたしました。

カテゴリー:ふるさとの花や生き物

SNS
検索
ページトップ