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ニューストピックス(2017年4月3日)
おひなさまの料理作り
4月3日午前、富山学区栄養改善協議会(中村初枝会長)の主催による「第6回おひなさまの料理作り」講座が富山公民館で開かれました。
調理実習室に集ったのは栄養改善協の栄養委員さん7人、実習生となる子どもたち5人とその母親3人の合計15人の方々です。
午前10時、中村会長からレシピの説明と注意事項があり、子どもたちは2つの調理台に分かれて栄養委員やお母さんといっしょに配置しました。
今日の献立は、
- オープンいなり
- 菜の花のカラシあえ
- はまぐり(実際は、あさり)のお吸い物
- カラフル白玉のぜんざい
で、1調理台当たり4〜5人分の材料が4つの調理台に用意されました。
いよいよお料理作りのスタートです。子どもたちは白玉粉を水で溶いて練り、適当な固さになったところでお団子を作ります。もみじのよう手で器用に、かわいいお団子を次々に丸めていきました。
子どもたちは新4年生女児が主流で、栄養委員やお母さんの指導を得ながら、やや危なっかしい手つきでキュウリを刻み、トマトを切り、また別のテーブルではお吸い物に入れるために茹でたミツバで作った結びみつばができていました。
栄養委員のみなさんがメインディシュのいなり寿司を作りましたが、プチトマト(赤)、炒りたまご(黄)、キュウリ(緑)の3原色が鮮やかに、また、春らしい桜でんぷんがいなりの開口部に添えられ、新春の雛まつりにふさわしい雰囲気を醸し出していました。
11時半を回るころにはすっかり料理もでき上がり、みんなで会食です。
参加した子どもたちにきいてみると、異口同音に「楽しかった」「包丁で切るところがおもしろかった」「おいしいです」と、明るい返事が返ってきました。
今日の体験を春休みのいい思い出に、きっと元気に新学年を迎えてくれることでしょう。
(文・写真:小野田)