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ニューストピックス(2011年12月6日)
小学4年生と地域の高齢者との交流会
子どもたちからのお年寄りに宛てた招待状 |
12月6日午前、富山小学校のランチルームにおいて「小学4年生と地域の高齢者との交流会」が開かれました。
これは富山小学校が今年度から取り組んでいる「福祉のお勉強」の一環で、今までにも同じ学童を対象に中区地域包括支援センターの3名による「認知症サポーター養成講座」の出前講習や、アイマスク(目隠し)体験による目の不自由な人に対する思いやりの心を学ぶなど福祉についてお勉強しており、今回は「お年寄りと仲良く、大切に」がテーマの交流会です。
子どもたちのうち3世代同居の家族は極めて少ないそうで、学校側の提案と要請を受けた地域側は(地区社協の)難波副会長のお骨折りにより今回の交流会が実現しました。
参加したのは、富山小学校4年生(3クラス)の児童121人と、学区内の老人クラブやいきいきサロン所属の高齢者57人です。
4年生の3クラスに対応して高齢者も3個グループに分かれ、1クラス〜1グループずつ時差を設けて、40分間ずつを次のような内容で交流しました。
第1グループ | : | 昔遊び(剣玉、竹トンボ、折り紙) |
第2グループ | : | おはぎ作り |
第3グループ | : | クイズとお抹茶の接待 |
会を終えた高齢者たちはすっかり“おじいちゃん、おばあちゃん”になり切って、「今では孫も大きくなったけど、数年前にわが孫と接した楽しい思い出がよみがえり有意義だった」と目を細め、一方子どもたちも「楽しかった。聞いてみると近所のおじいちゃんだった。これからも仲よくしたい」「お年寄りはいろんなことを知っていて、すごいと思った」と目を輝かせていました。
(文:小野田、写真:薄)