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ニューストピックス(2009年2月1日)

2009とみやま防災訓練

【想 定】

  • 平成21年2月1日午前8時27分ごろ、四国沖を震源とするM6.2の地震が発生し、岡山県南部地方は震度5強を記録した。
  • 富山学区では相当数の家屋倒壊が見られ、また、主要地方道は随所で交通不能になっている。
  • また、倒壊した家屋から散発的に出火しており、怪我人も多数いる模様である。
  • 学区内各町内会長は、住み家をなくし一時避難場所へ集まってきた住人を指定避難場所へ移動させると共に、自主防災隊をもって初期消火及び負傷者の救出に当たらせることとした。

今次防災訓練は、富山学区防災協議会(別称:とみやま防火防災会)が立案・統裁し、岡山市消防団富山分団の岡副分団長以下14名が支援して行われるものです。

2月1日午前9時を過ぎるころになると、想定に基づく各町内会からの避難民=今回の訓練参加者が続々と富山小学校に集結し、9時30分から開会式を実施、黒田訓練統裁官(=防災協議会会長)が380名余の学区民を前に「訓練開始」を下令しました。

避難民が続々到着

はじめに、「応急担架の作成と搬送要領」を5人1チームで順次体験し、同時並行的に主として女性による「化学消化器による初期消火要領」の体験が行われました。

応急担架の作成訓練応急担架による負傷者搬送

操法展示

次いで、消防分団による可搬式消防ポンプ操法の展示を全員で研修、キビキビした基本動作の展示に賞賛の拍手が贈られていました。

操法展示

閉会式の後、とみやま笑美の会(真野保子会長)の手作りによる豚汁のお接待で冷えた体を温め、訓練参加者はそれぞれに防災と減災への思いを新たにして家路につきました。

笑美の会による豚汁の接待

(文:小野田、写真:薄)

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