【賞田Hotトピックス】 NO.95 戻る
いのしし塀補修が山陽新聞に紹介されました
【平成16年1月9日(水)】 関連ページ いのしし塀 いのしし塀の囲い補修 いのしし塀崩壊寸前 いのしし塀講演会
16年1月7日(水)付け山陽新聞で賞田のいのしし塀の補修の記事が紹介されました。以下にご紹介します。
記事全文 |
岡山市賞田地区の住民が、同地区の山のふもとにあり、倒壊寸前だったいのしし塀を補修。屋根を新築し、崩れかけた土塀を木で囲った。住民は「山里をイノシシの害から守ってきた地域の貴重な文化財。後世に残したい」と話している。 猪塀は、旭川東岸の竜ノロ山南のふもとに位置し、周辺には国指定史跡・賞田廃寺跡などが残る歴史散策コース。市教委によると、塀は江戸時代後期、岡山藩が田畑への侵入防止にと同山周辺に築造。しかし、同山は藩有林だったため、藩主の狩場で動物が山里に逃げないよう囲いの意味が大きかったという。この塀はその一部で、トタン屋根や囲いは旧高島村が市に合併した一九五四年以前のものという。現在、イノシシはおらず"任務"は終了。風雨にさらされ、規模は幅0.4メートル、長さ6メートルで、、高さは38センチとまばら。端は崩れ、周りに土の塊が転がっていた。 地元の賞田町内会は倒壊してしまう前に対策をと、昨年9月中旬に町内会が費用を負担し、スレートの屋根に新調し、囲いも新たに設置。服部仁寿会長は「散策ルートを歩く観光客も多い。地域の文化を楽しんでもらえれば」と話している。 |