【賞田Hotトピックス】 NO.69     戻る

いのしし塀が崩壊寸前      関連ページ    いのしし塀   いのしし塀の囲い修復

【平成15年9月6日(土)】                  

賞田のいのしし塀がピンチになっています。このいのしし塀を保存するための、囲いや屋根は、旧高島村が岡山市に合併する前に作られたもので、おそらく40年か50年以上前のものでしょう。
ところが、最近、腐食が激しく風雨にさらされるままになっており、土塀の一部が崩壊してしまいました。
賞田町内会では、再三市の教育委員会に修理の申し入れを行ってきたところですが、現在、まだ実現はしておりません。
町田町内会では、台風シーズンの到来で、大きく崩れる前に、補修をする計画です。
古いなんの変哲もない土塀といえば、それまでですが、いのししの害から田畑を守るために、当時の農民が辛苦して造ったといわれています。
いのしし塀がつくられたのは、今から250年前の18世紀中頃までに造られたと推定されています。
当時の面影が町のすぐ近くにのこっている貴重な文化財を、守っていきたいものです。
以前のいのしし塀
一部崩壊した現在のいのしし塀 屋根も腐食している

 

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