< 第 14 回 >  岡山市 中牧(なかまき)の 風土記     平成18年3月1日
     記  :  青江 邦男

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 1.町 名 の 由 来


中牧は岡山市の北部にあり、旭川と山に挾まれた小さな集落です。
戸数は34戸で、人口は84人です。

地名の由来は、池田藩の狩り場があったために牧山の名がつき、その中央にあったことから、中牧となったそうです。

中牧は昭和29年、御津郡牧山村が岡山市に合併する時、御津町と岡山市に2分され現在にいたっています。(現在は、御津町は合併により岡山市になりました)


中牧地区 航空写真

中 牧 地 区 全 景


 2.中牧の史跡 @   中牧八幡宮


中牧・郷の氏神様です。 境内には2本の大銀杏(大イチョウ)があります。

この銀杏は、平成13年に岡山市の保存樹に指定されました。


保存樹T : 樹齢300年 胴周り 大人三抱え
        高さ 30m
   岡山市指定保存樹  指定番号74番(H13.5.30)


保存樹U : 樹齢300年 胴周り 大人二抱え
        高さ 30m
   岡山市指定保存樹  指定番号75番(H13.5.30)



中牧八幡宮

中 牧 八 幡 宮


中牧八幡宮

八 幡 宮 本 殿


大銀杏

大銀杏(岡山市の保存樹)


 中牧の史跡 A   天神様

中牧の天神様

天 神 様



中牧の北部にあり、勉学の神様として崇められている。

年に1度 春に小学生が ちらし寿司を食べ、お祭りをしていましたが、少子化で現在は行われていません。




 4.中牧の史跡 B   さんこう様 


上の山(226m)の山頂に2基の石塔があり、雨乞いの神様として祀られています。
昔干ばつの時、千貫焚きをして雨乞いをしたと聞いています。

現在はその隣に地区のテレビ共同受信のアンテナを建てています。


山頂にある2基の石塔



さんこう様のある山

さんこう様のある上の山


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