昔体験をしようー七輪ー
投稿日:2021年1月27日
1月26日(火)に富山小学校では3年生の「昔体験をしよう―七輪を使っての餅焼き―」が行われました。今年は新型コロナウィルス感染予防の観点からマスク着用と“3密”に注意し、2班に分けて行われました。
この授業は社会科で学習している「昔の暮らし」を実際に体験する一環として毎年行われている授業支援で、地域から福森和子さんを中心に5名のボランティアが協力しました。
1校時~2校時は1組と2組の児童68名が16のグループに、3校時~4校時は3組と4組の67名が16グループにそれぞれ分れ七輪を体験しました。授業では先ず担任教諭から火の取り扱いの注意などを聞き、ボランティア先生の自己紹介の後、各グループに分かれて作業開始です。
現代では七輪などを使う家庭は殆ど無く、児童は興味を示しながら枯れ松葉・消し炭・木炭の順に七輪にセットしマッチで点火しました。枯れ松葉に火が付くとうちわを使い木炭に着火させていました。勢いよく火が付くと児童は用意されていた丸餅を網の上に並べて焼き、程なくして餅が膨れてくるとあちらこちらから歓声が起こりました。
焼けた餅を取り皿に入れ、醤油をつけてみんなで食べました。そして全員で後片づけを済ませ感想や質問タイムになりました。「なぜ七輪と呼ばれるのですか?」「昔の人はどのようにご飯を炊いていましたか?」などいろいろな質問があり、ボランティア先生は丁寧に答えていました。
今日の体験は現代っ子の児童たちの心にずっと楽しい思い出として残る事でしょう。
(文・写真:横地)
カテゴリー:ニューストピックス