第25回オレンジカフェ「青春」が開催
投稿日:2019年11月26日
11月25日(月)午前10時から富山公民館において第25回オレンジカフェ「青春」が開催されました。
朝夕がめっきり冷え込む時期になり、高齢者が脳卒中や脳梗塞などの危険にさらされるため、今回は赤十字健康生活支援講習指導員の成弘さん・川原さんにおいでいただき、高齢者が特に気を付けないといけない日常の生活について話していただきました。
初めは恒例により、池田サポートリーダーのハーモニカ伴奏による「青い山脈」の合唱で始まりました。
最初に、岡山市中区地域包括支援センターの内田さんが「なかなか通信秋号の中のフレイル健康チェック」や「あっぱれ桃太郎体操」の紹介。また「地域づくり支援ネットワーク、愛LOVEとみやま」の利用、高齢者の消費者トラブルが増えている(今は銀行よりコンビニに電話で誘導するとか警察官を名乗って預金通帳やキャッシュカードをだまし取るケースが多い)ので、被害にあわないようにとの注意がありました。
続いて第一部~正しく学び支え合いましょう~に入り、赤十字健康生活支援講習指導員の成弘豊子さん・川原弥生さんから「高齢者の健康と安全」ということで話がありました。
寒くなって顔面の左右の動きが悪くなったり、手足がしびれたり、まっすぐ歩けなくなったり、うまく口がきけなくなったり、ろれつが回らなくなったりした場合は脳卒中・脳梗塞が疑われるので、即座に救急車を呼ぶなり、タクシーなどで救急病院にかかるようにしてくださいとのことでした。(3時間半以内に治療を受ければ後遺症が残らなかったり、軽くて済む)
また、これからの時期、あったかいお風呂は心身の疲れをいやすのにとてもいいことですが、血圧の急激な変化、浴槽内で寝込んで溺水するとか、浴室内で転倒するなど事故が起きやすいので、熱い風呂を避けたり、脱衣所に暖房を付けたりして温度差による事故を防ぐことが大切であるということ。ほかにも台所では高齢者になると俊敏な行動がとれなくて、調理中にやけどをしたり、湯たんぽや電器あんかによる低温火傷などをすることがあります。低温火傷は表面があまり火傷をしていなくても深部に達していることがあるので医療機関で治療を受けてくださいとのことでした。
休憩の後、第二部~みんなが主役→笑顔の“わ”を広げましょう~では、健康に役立つ体操やゲームで体を動かしました。テーブルごとに各人が気ままに「よかったこと」「いやだったこと」をメモ用紙に書き出して発表し合いました。また、青い山脈の替え歌をみんなで合唱しました。
両備ヘルシーケア福泊の逸見管理者から不動産会社が高齢者の介護事業の一環として不動産の売買や転居について相談に乗っているので利用してくださいとのことでした。
最後に全員により青い山脈体操を行って閉会となりました。
(文・写真:湯浅)
カテゴリー:ニューストピックス