第９４回オレンジカフェ『青春』が開催

投稿日:2025年12月23日

　寒風の吹く１２月２２日（月）午前１０時から富山公民館に於いて第９４回オレンジカフェ『青春』が開催されました。

　初めに岡山市中区地域包括支援センターの田淵茉綾さんから同センターの機関紙「なかなか通信」令和７年度第３号の紹介がありました。

　～認知症と栄養のはなし～

　認知症の予防に繋がる食生活や適切な栄養管理などについて、岡山旭東病院地域サポート室河村武人室長の司会で同病院診療技術部リハビリテーション課の牧野孝紀さんと管理栄養士の池尾明日香さんのお話がありました。

　先ず牧野孝紀さんから、わが国の現状として高齢者（満６５歳以上）の占める割合は約２９％で、中でも後期高齢者（満７５歳以上）は１６％を占め、その比率は年々上昇している。

　「認知症」はこれらの人々が介護や支援が必要になる最大の原因疾患。　認知症には色々なタイプがあるが、早期の予防が重要との事です。それには“生活習慣病”や喫煙などの危険因子の除去や栄養・運動など防御因子の増強が必要との事でした。

　続いて、池尾明日香さんから“栄養”についての講義がありました。　

　認知症予防には、目標ＢＭＩを維持するように努め、炭水化物・脂質・たんぱく質の三大栄養素＋ビタミン類・ミネラルをバランスよく摂取することが重要との事でした。

　アンサンブル「メリー・ラークス」の歌唱では、参加者にとって懐かしい青春時代の歌をメドレーで聴き、当時を思い出し心が若返ったようでした。

　そして最後に「高校三年生」を全員で合唱し、楽しい気分で家路に付きました。（文・写真：横地）

　次回、第９５回オレンジカフェ『青春』は

令和８年１月２６日（月）10:00～12:00に富山公民館にて

第１部　健康寿命を延ばすために　

　　　　～認知症と足裏ケアと靴のはなし～

第２部　新春を祝ってみんなで学び楽しく遊びましょう！

（文・写真：横地）