やってみよう!エコチャレンジ

投稿日:2025年11月26日

 11月24日公民館にて「やってみよう!わたしのエコチャレンジ」~環境カレンダーで見える小さな一歩~ のイベントが公民館主催・とみやまSDGs共催で開催されました。講師は公益財団法人おかやま環境ネットワーク高坂知典さん、18人が参加しました。

講師・高坂知典さん
司会・花房聡子さん

 まず、北海道の209X年(21世紀末)の天気予報の動画を見ました。内容は、「内陸部を中心に連日40℃を超える猛烈な暑さになり熱中症など被害が全道で発生するでしょう。夏は6月から9月まで丸4か月となり春秋が少なくなっています。2025年頃は6月、9月は涼しく長袖を着ていたそうです」
 岡山市でも2025年猛暑日(最高気温35℃以上)は48日間ありました。今後さらに増えていくと予想されています。

 地球温暖化の原因は化石燃料の大量消費が主で、家庭で言えば電気・ガス・ガソリンなどの消費です。家庭でのエネルギー消費を減らし快適な毎日を送る方法を知ることが今日のテーマ。

会場の様子

 講師高坂さんの話は次のとおりです。コスパ面はもちろん何よりエネルギー消費(CO2排出)が大幅に減る説得力のある講演でした。


  1. 家の断熱性能を上げる(熱は窓から逃げる)
    日本の断熱性能は海外では違法レベルの低さ、断熱不足=漏れバケツ同様
    内窓を14か所の窓に設置して補助金を引いた実費76万円。
    補助金は令和7年度で終わり。まず一番時間を過ごすリビングルームを検討してはどうか。

  2. 太陽光バネル&蓄電池(セット導入が効果的)
    4.46kwhパネル+蓄電池で補助金を引いた実費180万円。
    コスパ面では年約15万円のエネルギー代が約3万円に。CO2排出量は2500kgが-345kgに。

  3. EV(電気自動車)に乗換(近回りは徒歩・自転車)
    EV補助金を利用して2台のEV購入。
    ガソリン代など年約25万円が約12万円に。CO2排出量は4000kgが2000kgに。

  4. 家電の見直し
    冷蔵庫、エアコンその他最新の家電は省エネが大幅に進んでいて省エネ効果は大きい。

 日本は2030年に46%温室効果ガスの排出を減らし、2050年にはカーボンニュートラルの実現を目指しています。

 (文・写真:行枝)

カテゴリー:ニューストピックス 地域団体活動 未分類

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