富山ESDにこにこカフェ ~外国人と「ともに暮らす」を考えよう~
投稿日:2025年8月27日
タイトルのイベントが8月24日公民館にて開催されました。ゲスト3人、学区から19人の計22人が参加、有義な時間を過ごしました。岡山市の外国人人口は約17000人、中区にも約2700人が暮らしています。外国人ととに暮らすとは・・・をお茶を飲みながら話し合う会です。
まず、アメリカ出身のアレン ジュニア ティモシー チェンバースさんと奥様のアレン由美子さんに公民館・花房主任が英語を交えてインタビューしました。アニメが好きで日本に来日、アメリカ南部の音楽が好きだった由美子さんと出会い結婚、現在富山学区に住んでいます。今思うことは、地域でなかなか知人が増えず日本語の上達が進まずに苦労している。外国人が孤立せず地域で生きていくには、「日本語が学べる場」「お互いに助け合える場、環境」が必要で、ぜひそれを作っていきたいし地域の人にも考えてほしいとのことです。
続いて、同じく富山学区在住の大尾那奈子さんのお話がありました。
①海外生活での様々な経験
タイ、デンマーク、アメリカ、メキシコに住んで経験したことを楽しく話してくれました。タイのチェンマイでの生活はすごく楽しかったこと、欧米では個人が自立していて自分から声をあげないとむずかしいこと、また地域に公民館のような相談できるコミュニティがあり助けられたこと、ボランティアが盛んであることなど・・・。
②日本でのホストファミリー受け入れの経験
とみやまこども園のホストファミリー募集に応募して何人もの外国人留学生を受け入れている。そのことから思うのは地域の人と外国人の交流の場があればと思う。

大尾那奈子さん


今後日本はますます人口が減少し外国人は増加します。外国人との共生社会がやってきます。学区にも外国人と地域の人がお互いに交流できる場などができて共生できればいいですね。
(文・写真:行枝)