第８３回オレンジカフェ『青春』が開催
投稿日:2024年12月25日
歳の瀬も間近の１２月２３日（月）午前１０時から富山公民館で、第８３回オレンジカフェ「青春」が開催されました。
福森和子会長の挨拶に続き、池田俊夫副会長のハーモニカ伴奏で、参加者３９名が本催しのテーマソングとなった「青い山脈」を合唱しました。
第一部 「人生１００年時代を健康に過ごすために」
岡山旭東病院地域サポート室の河村武人室長の進行役のもと、岡山リハビリテーション病院薬剤部の雫禎弘（しずく さだひろ）部長による「『生活習慣病の薬』と『認知症の薬』について」の講演でした。
生活習慣病（成人病）である高血圧、高脂血症、糖尿病が引き起こす最も怖い症状は脳卒中、すなわち脳梗塞と脳出血です。それぞれに適した薬とそれを服用する際の注意点が説明され、医師・薬剤師との充分な相談が必要と強調されました。
認知症は脳の老化であって、脳内のゴミが脳神経細胞や脳細胞にたまって劣化を引き起こすものとのことです。この認知症とその周辺症状とも言うべき徘徊・暴力に対応した薬が説明され、飲み間違いを防ぐため一回に服用する薬を一包化することを医師に求めること、また、服用している薬の正確な把握のためのお薬手帳の携行が重要であると説明されました。 そして、生活習慣病、認知症いずれにおいても、薬だけに頼らず、食事、運動、規則正しい生活を意識し、体操・リハビリによる身体的機能・脳機能の維持を心がけるよう求められました。
第二部 ～みんなが主役 笑顔の“わ”を広げましょう～
J・Jカルテットとアンサンブル メリーラークスの皆さんの演奏で、「青い山脈」から盛大なアンコールに応えての「讃美歌：いざ起て戦人よ」までの１０曲の感動の歌声に聴き入りました。
次回の第８４回は、令和７年１月２７日（月）１０時から富山公民館で開催します。
（文：矢尾、写真：福森、矢尾）
