山崎地区にて排水ポンプ設置工事が進められています

投稿日:2025年9月18日

 山崎地区の浸水被害を軽減するために排水ポンプを設置工事が進められています。中区役所地域整備課建設係にお聞きしました。工事場所と完成イメージ及び現場写真は次のとおりです。

南側から見た工事現場

 この工事の目的は住宅地の浸水対策です。倉安川北側に降った雨水が倉安川を横断して南へ流れ倉安川の南側で浸水被害が発生しそうな時に排水ポンプを作動させ、増水した用水路の水を倉安川へ流す工事です。完成は令和8年3月の予定です。
 倉安川の整備計画については、戦後最大規模の昭和54年10月降雨と同程度を想定して約20年の計画で進められています。主な内容は次の2点です。

  • 護岸の整備
  • 掘削により水が流れる面積を広くして、より多くの水を流せるようにする。

 現在のところ整備の状況は70~80%進捗しています。
 用水路は稲作など農業用に欠かせない大切なものですが、一方で大雨になると水害の危険があります。倉安川と用水路の両方を合わせた総合的な治水対策が進んでいます。

(文・図・写真:行枝)

カテゴリー:ニューストピックス

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