「富山豊年踊り伝承会」が“秋のおかやま桃太郎まつり2024”に出演
投稿日:2024年10月15日
郷土の食と芸能と歴史の祭典、秋のおかやま桃太郎まつりが10月12日(土)・13日(日)に岡山城一帯で開催されました。
今年も、富山豊年踊り伝承会は岡山城 下の段広場ステージで13日のトップを切って小学1年生から4年生までの12名で踊りを披露しました。 まず、少々緊張気味の4年生女子児童4名が登場、「みなさんこんにちは」と元気な声で挨拶し富山豊年踊りの説明をしました。
次に、指導者の合図で「備前太鼓歌」の替え歌が流れ、背中に「富山」と赤く染め抜かれた紺の法被姿に、女役は姉さんかぶりに赤の手甲と脚絆にたすき掛けで和傘を廻しながら、鉢巻き姿の男役は紺の手甲に脚絆姿で2本の棒を担いで登場です。
今は、ほとんど見ることができなくなった明治・大正・昭和の一年間の米作りの様子を端的に表現した、富山生まれで富山育ちの民俗芸能「富山豊年踊り」を懐かしそうに見るお年寄りの人々、不思議そうに見つめる若者や子どもたちと様々な姿がありました。
踊りが終わり、全員揃って舞台から「ご覧頂きありがとうございました」と挨拶すると観客から割れんばかりの拍手が沸き起こり、児童たちの顔もほころびました。
(文:福森和子、写真:薄)