第14回富山ESDにこにこカフェ「やさしい日本語でやさしい世界を」
投稿日:2024年9月30日
第14回富山ESDにこにこカフェ「やさしい日本語でやさしい世界を」(富山公民館主催、とみやまエコクラブ・富山学区婦人会共催)が9月28日に20名が参加して開催されました。
学校法人岡山外語学院・中島正恵さんの「やさしい日本語でやさしい世界を」の講演と外国出身者を交えて交流しました。外国出身者は4人で、出身国は中国2人、ミヤンマー1人、スペイン1人です。
中島正恵さんの主な講演内容は次のとおり。
- 「やさしい日本語」は、1995年の阪神淡路大震災で、外国人にとって日本語の壁が大きな問題となりそれ以来脚光をあびている。。
- やさしい日本語の例 容器をご持参の上、中央公園へご参集ください ⇒ 入れるものをもって中央公園に来てください
- やさしい日本語の作り方 はっきり言う 最後まで言う 短く言う 分けて言う 整理して言う 大胆に言う
このあとグループで防災用語をやさしく言い換える話し合いをしました。非常持出品、ハザードマップ、転倒防止、液状化などの言葉を「やさしい日本語」に言い換えるのは結構むずかしいものです。例えば、非常持出品 = 災害のとき持って出るもの? 言い換えのポイントは次のとおりです。
- やさしい日本語 = カタコトの日本語
- ルール通りに翻訳しても伝わらないことがある
- 人に合わせて言い方を変えることが必要
- 相手の気持をよく考える
(文、写真:行枝)