第79回オレンジカフェ『青春』が開催
投稿日:2024年8月28日
酷暑が続く8月26日(月)午前10時から、富山公民館で第79回オレンジカフェ「青春」が開催されました。
福森和子会長の開会の挨拶に続き、いつもの「青い山脈」を池田俊夫副会長のハーモニカ伴奏で、会場の36名全員が合唱しました。
第一部「これからでもできる・すぐにできる・だれにでもできる!認知症のリスクから遠ざかる方法は?」
と題しての、社会福祉法人翔洋会理事の藤原正晴さんの講演でした。
まず、認知症の予防には常日頃からの生活習慣が大事ということから始まり、認知症のリスクを減らす12のポイントとして、①定期的な運動、特に有酸素運動が有効②喫煙のリスク、③健康的な食生活、口腔ケアも重要④節度ある飲酒、⑤体重のコントロール、⑥血圧のコントロール、⑦血糖のコントロール、⑧脂質のコントロール、⑨心の健康の維持、⑩聴力の維持、⑪知的活動への取組み、最後に⑫社会活動への参加が挙げられました。
次にとても大切なこととして、認知症の一歩手前の段階である軽度認知症(MCI)の方の進行を遅らせるため、周囲の理解、見守りや声かけ等による地域の支えの重要性が強調されました。認知症予防に大切な初期段階の変化に気づけるのは、家族や近所の人たちだからです。
最後に生活習慣の見直しによる認知症の予防は、年齢を問わず、若いころから心がけるべきとのことでした。 お話はたいへん分かりやすく、認知症予防に必要な行為を、題名のとおり日々のいたって常識的な行為として説明していただき、これなら私でも無理せず実行できそうとの自信を持つことができました。
休息をはさんで・・・
第二部は、「~みんなが主役、笑顔の“わ”を広げましょう~」
篠笛デュオ「二蝶」による演奏を楽しみました。演奏者は小西満智子さんと赤木喜久子さんのお二人です。何種類もの篠笛を駆使して、「浜辺の歌」から「花は咲く」までの13曲を、ある曲は二重奏、時にソロ、さらには出席者みんなの歌を加えてと変化に富んだ演奏が繰り広げられ、素敵な時間を過ごすことができました。
今回はこれで終了となりました。
次回の第80回は、
9月23日(月) 10:00~12:00、於:富山公民館
第1部:シニアライフアドバイザー平松幹夫さんの記念講演
第2部:つるちゃんの演芸
が予定されています。
(文・写真:矢尾)