昔体験をしよう…七輪を使ってもち焼き
投稿日:2024年2月1日
1月31日(水)に富山小学校において、3年生の授業「昔体験をしよう…七輪をつかってもち焼き」が行われました。この授業は社会科で学習している「昔の暮らし」を実際に体験することの一環として行われている授業支援で、地域から福森和子さんを中心に18名のボランティア先生が協力しました。
1~2校時に3年1~3組の117名の児童が18の班に分かれ七輪を体験しました。
授業はボランティア先生の紹介の後、4名の児童代表による司会で始まり、担任教諭と福森さんの手順・注意などの話があり、各グループに分かれて作業を開始しました。
現在、各家庭では七輪を使うことはほとんどなく、ましてやマッチや木炭を使った経験のない児童たちはボランティア先生に教わりながら火おこしに挑戦していました。
七輪に枯れ松葉・消し炭を入れマッチで点火し、消し炭に火が点いたら木炭を入れます。
七輪の空気取り入れ口からうちわで空気を送り木炭に火が回れば金網を置いてもち焼きです。
火力が強く黒く焦げたもちや大きく膨らんだもちなど、児童たちはその都度歓声を上げていました。
そして、焼けたもちをお皿に入れ、醤油をつけて「おいしい!おいしい!」と言いながらみんなで食べました。
最後に、全員で後片付けと掃除をして“おわりの会”を行い、ボランティア先生に「マッチはいつごろからあるのですか?」「マッチができる前、火おこしはどうしていたのですか?」など積極的に質問をする児童もいました。
今日の体験は現代っ子の児童たちの心に、楽しい思い出として刻まれたことでしょう。
※来週は「昔体験をしよう…暖房」「昔体験をしよう…洗濯」が予定されています。
(文・写真:横地)
カテゴリー:ニューストピックス