富山豊年踊り伝承会が「富山荘ふれあい祭り」に出演

投稿日:2023年9月20日

  9月18日(月)午前、コロナ禍で中止になっていた「特別養護老人ホーム富山荘ふれあい祭り」が4年ぶりに開催されました。

  特別養護老人ホーム富山荘より、今年度はじめに富山豊年踊り伝承会に出演依頼があり、練習を重ねて本番を迎えることを楽しみにしていました。

 当日は、秋とは思えない気温30度を越える暑さの中、入所者とその家族、職員、出演者その他、およそ150名が参加しました。

  敬老会祝賀会では、数え年80~103歳の入所者9名が祝福され、100歳以上の入所者が今年は4名いらっしゃって、元気な笑顔でプレゼントのバスタオルを受け取っていました。

 いよいよ富山豊年踊りの出番です。この踊りは、戦後復活した第1回農業祭の出し物として、富山学区内有志が備前太鼓唄のコチャエ節にのせて、昔の米作りの様子を2本の棒と傘とで表現して踊ったのが始まりです。

(一輪車に見立てた和傘と天秤棒に見立てた2本の棒を持って登場)

(脚踏み式水車を使って田んぼに水を入れる作業を熱演)

 コチャエ節にのせて、女の子は一輪車に見立てた和傘を回しながら、男の子は天秤棒に見立てた二本の棒を持って登場し、1年間の米作りを終え、大八車にどっさり米俵を積んで退場します。 音源のトラブルがありとまどったようですが、敬老会を祝して無事踊りきることができました。

 子どもたちは最後に「見ていただいてありがとうございました。長生きしてください。」とあいさつし、入所者や、家族の方からあたたかい拍手をいただきました。出演を終えた子どもたちは、屋内のポップコーン、かき氷、わた菓子などの出店に並んで、めいめいに好きな物を楽しみました。  

                            (文:福森和子、写真:福森壽)

カテゴリー:ニューストピックス 地域団体活動 福祉活動 

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