とみやま防災だより 第3号 ~ 火災発生!! 消火? 避難? 通報? ~
投稿日:2023年9月17日
発行:富山学区自主防災会
全戸配布版(PDF形式)へのリンク
※令和5年9月全戸配布
【1】火事で亡くなる原因で最も多いのは「逃げ遅れ」
出典:岡山市消防局 住宅火災からの避難を考える 令和5年2月発行
●岡山市消防局管内では、毎年10人前後の方が火災で犠牲になっています。
●住宅火災では、10件に1人の割合で犠牲となっています。
いつ?
●火災による死者が発生するのは、夜中の2時が最も多いです。
どこで
●火災による死者が発生する場所は、居室(リビングや寝室)が多いです。
出展:岡山市消防局 住宅火災における最適な避難のガイドライン
だれが?
●火災による死者の年齢層では、80歳から94歳が最も多く、60歳以上が約7割を超えています。
どのようにして
●火災による死者の発生状況として、約7割が逃げ遅れて犠牲になっています。
【2】なぜ逃げ遅れてしまうのか?
出典:岡山市消防局 住宅火災からの避難を考える 令和5年2月発行
【3】火災が発生? まずすることは?
出典:火災から命を守る 防火読本(改訂版) 令和3年11月発行 編集:一般財団法人日本防火・防災協会 発行:日本消防検定協会
(1)消火するか?
(2)火を消すことができたら
(3)周りに知らせよう!
(4)避難しよう!
(5)消防に通報する
【4】住宅防火 いのちを守る10のポイント
出典:政府広報オンライン 住宅火災からいのちを守る10のポイント。「逃げ遅れ」を防ぐために。
(1)4つの習慣 ~火災の発生を防ぐ~
①寝たばこは絶対にしない、
させない
②ストーブの周りに燃えやすいものを置かない
③こんろを使うときは火のそばを離れない
④コンセントはほこりを清掃し、不必要なプラグは抜く
(2)6つの対策 ~万一火災が発生しても、被害を抑え人命を守る~
①火災の発生を防ぐために、ストーブやこんろ等は安全装置の付いた機器を使用する
②火災の早期発見のために、住宅用火災警報器を定期的に点検し、10年を目安に交換する
③火災の拡大を防ぐために、部屋を整理整頓し、寝具、衣類及びカーテンは、防炎品を使用する
④火災を小さいうちに消すために、消火器等を設置し、使い方を確認しておく
⑤お年寄りや身体の不自由な人は、避難経路と避難方法を常に確保し、備えておく
⑥防火防災訓練への参加、戸別訪問などにより、地域ぐるみの防火対策を行う
(3)住宅用火災警報機 ~火災の発生を検知して知らせる~
①設置すべき場所
②点検方法
●きちんと作動するか定期的に点検しましょう
●10年を目安に交換しましょう
③付加機能付き住宅用火災警報機
④防炎品 ~火がついても燃えひろがりにくい~
⑤住宅用消火器 ~初期消火に役立つ~