避難所運営ゲーム「HUG」が開催されました。

投稿日:2023年9月4日

 残暑厳しい9月3日(日)午後1時30分から富山公民館に於いて富山学区自主防災会、富山公民館、岡山市市民協働企画総務課共催の〔地域防災リーダー養成講座〕避難所運営ゲーム「HUG(ハグ)」が開催されました。HUG(Hinansyo Unei Game)とは、避難所となる学校の体育館などの図面を使ったシュミレーションゲームです。災害時の避難所の混乱を体験することで、日頃の備えや心構えを学ぶゲームです。

講師の森田 靖さん

 富山公民館2階の会場では、50余名の参加者が9班に分かれて着席し、講師の岡山市防災ボランティアネットワークの森田 靖さんの、真備での実際の避難所体験談などを熱心に聴いていました。

 当講座には富山学区の避難所開設を担当する岡山市会計課より渕田会計管理室長も参加し、参加者と共に避難所運営を学んでいました。

 避難所開設に当たり最優先する課題

 ☆地震や水害の被害から逃れることができた命を守るために必要なこと。

 ☆声を上げることが出来ない本当に困っている人を見つけ出すこと。

で、そのためには、普段からの組織づくり訓練が避難所運営に必要とのことでした。

 そして、ゲームの開始です。

 200枚のカードが配られ、その1枚1枚に書いてある事象を瞬時に判断する練習です。高齢の人・乳幼児連れの人・病気を持っている人・ペット連れの人など、次々に訪れる様々な避難者を受付し、最適な場所に誘導する場面では参加者の熱い討論が各所で起こっていました。そして終わりに各班からの発表があり有意義な講座は幕を閉じました。

小橋富山学区自主防災会長の開会あいさつ
熱気あふれる講座会場
各班での討議1
各班での討議2
検討結果の発表1
検討結果の発表2

 我が富山学区では平成31年に「学区自主防災会」を立ち上げ、土砂災害危険地域の調査や避難所運営について勉強・訓練を重ねています。自主防災会メンバー以外に避難所開設支援員も各町内会から選出し、万一に備えていますが、本日の避難所運営ゲームで、より一層努力が必要と感じました。

“いざという時の為に、日頃から備えましょう”

***富山学区自主防災会より***

 本年は10月22日(日)に富山中学校に於いて避難訓練を実施し、避難所での生活を体験して頂く計画ですので、多くの方の参加をお待ちしています。

(文:横地、写真:湯浅・横地)

カテゴリー:ニューストピックス 地域団体活動 学区の防災

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