曹源禅寺で座禅体験がおこなわれました。

投稿日:2023年3月17日

 暖かな春の3月16日(木)午前9時から、富山学区の円山にある国指定史跡護国山曹源禅寺に於いて、富山学区コミュニティ協議会と富山の自然を楽しむ会の共催で座禅体験がおこなわれました。

 曹源禅寺は臨済宗妙心寺派の禅寺で、備前岡山藩池田家2代藩主池田綱政が元禄11年(1698年)に高祖父の恒興と父光政の菩提を弔うために創建した寺院です。池田家の菩提寺として寺院の後丘に累世の墓所があります。

曹源禅寺総門(大門)
山門

 約50名の参加者は本堂で僧より寺の由来などを聞いた後、座禅を組みました。座禅を組めない参加者は椅子に座り、座れる者は座布団の上で座禅を組みました。

 そして参加者は静かに心を無にし、肩に警策を頂き、気持ちを引き締めていました。

本堂
挨拶する實村富山の自然を楽しむ会代表
僧による座禅作法の説明
寺の由来を話す僧

座禅会

 座禅会は毎週日曜日午前8時から9時まで本堂(時には小方丈)で行われ、原則として誰でも自由に参加できます。来た人から空いた座布団に静かに座って座禅に入ればよいのであります。     

(曹源禅寺・座禅会案内より引用)

咲き始めた曹源水(池)畔のしだれ桜

 座禅体験が終わった後、参加者は本堂裏にある池田家墓所を訪れ、手を合わせていました。

 そして、書院庭園に移動し、曹源水(池)畔に植わるしだれ桜を観賞しました。しだれ桜はちらほらピンクの花を咲かせ春の訪れを告げていました。

(文・写真:横地)

カテゴリー:ニューストピックス 地域団体活動

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